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公務員試験独学突破!サポートステーション

社会人経験ナシのフリーターが半年の勉強期間で独学で地方上級の公務員試験に合格した勉強法

公務員試験の勉強で大切なこと。〇〇主義は落ちる!

こんにちは!ハジメです!

 

公務員になるためには採用試験を

突破しなければなりません。

受験者はそのために多くの時間を

勉強に費やして試験に挑みます。

 

しかし、ただ勉強量をこなせば

合格できるわけではありません。

合格するためには、効率的に

質の良い勉強をする必要があります。

 

特に、〇〇主義に陥ってしまうと

途中で勉強が嫌になって諦めてしまう

勉強したとしても、すればするほど

合格から遠ざかってしまうでしょう。

 

今回は試験勉強で陥ってはいけない

〇〇主義について詳しくお話します。

この記事を読むことで、あなたの

勉強方法や勉強に対する意識は

大きく変わってくると思います。

 

また、この記事の内容は試験勉強に限らず

仕事や日常生活など、あらゆる場面で有効な

考え方なので、ぜひ参考にしてください。

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〇〇主義とは?

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ではまず、陥ってしまうと勉強効率が悪くなり

どんどん合格から遠ざかってしまう〇〇主義

いったい何なのかという結論から申し上げると

それは完璧主義です。

 

完璧主義とは自分で高い目標や基準を設定し

それを達成するために自分を追い込んで

完璧にこなすことを目指す考え方です。

 

要するになんでも完璧にやらないと

気が済まない人ということですね。

では、なぜ試験勉強において

この完璧主義に陥るとダメなのでしょうか。

 

まず完璧主義の人は目標を高く設定します。

試験勉強に例えるならば

・この過去問を1冊全部完璧にやりきるぞ!

・この科目は完璧にモノにしよう!

このように考えて勉強に取り組みます。

 

しかし公務員試験の勉強で、参考書1冊を

完璧に自分の頭の中に入れたり

1つの科目を完璧にモノにすることは

かなり難しいです。

もっとハッキリ言えば無理だと思います。

 

そしてその無理難題に挑んで達成できなかった

結果、落ち込んでしまって、それを繰り返して

いくとどんどんモチベーションが落ちてしまい

最終的に勉強をやらなくなってしまいます。

 

完璧主義に陥っている人の特徴として

〇1つのことに集中しすぎて大局を見失う

〇優先順位が崩れてしまう

〇100できなければ0という思考になってしまう

〇過去の失敗をいつまでも気にする

〇途中で投げ出してしまう

このような点が挙げられます。

 

これではどんどん負のスパイラルに陥って

結果的に自分の立てた目標には届きません。

 

そもそも公務員試験の筆記テストは

100点を目指す試験ではありません。

7割5分程度得点すれば十分合格ラインに

達して2次試験に進むことができます。

 

完璧主義は自分を追い込んで

焦りや不安を増大させる

非常に非合理的な考え方なのです。

 

 

どうすれば直すことができる?

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では完璧主義を解消するために

どのように考えればよいのでしょうか?

 

解消法は2つあります。

 

1つ目の方法は、完璧主義ではなく

完了主義になることです。

 

1つのやるべき物事を定めたら

それを完璧にこなそうとするのではなく

とりあえず終わらせることを目指して

みてください。

 

公務員試験の勉強であれば参考書1冊を

終わらせるという目標を定めたのであれば

参考書の隅から隅まですべてを

理解するのではなく、わからない箇所が

あってもそこで立ち止まらず、とりあえず

最後まで一通りやってみるのです。

 

それを繰り返しやっていくことで全体像も

掴めてきて、最初はわからなかったことも

だんだんわかるようになってきます。

 

世界的な大企業GAFAの一角である

Facebook創始者マーク・ザッカーバーグ

Done is better than perfect.

(完璧を目指すよりまず終わらせろ)

ということを言っています。

 

勉強にしても仕事にしても

完璧よりも完了することのほうが

大切なのです。

 

完璧を1回やるよりも完了を10回やるほうが

自分の力になります。

完璧ではなく完了を目指しましょう。

 

2つ目の方法は、最低目標を定めて

自分に対する採点を

加点方式にすることです。

 

完璧主義の人は目標を高く設定して

それを達成できなかった場合は

『自分はダメなんだ』と自分に対して

減点評価をしてしまいます。

 

そうすると、どんどん自分に対して

ネガティブな感情が募って、自分で自分の

やる気をどんどん削いでしまいます。

 

そうならないようにするために

まずは自分が確実にできる最低目標

定めるのです。その目標が達成できたら

まずはそこで自分を褒めてあげましょう。

 

そこから先は、プラスアルファとして

やればやった分だけ自分を褒めて

自分に対して加点してください。

 

そうすると、自己肯定感が増して

自信がつき、もっと頑張ろうという

前向きな気持ちが湧き上がってきます。

 

同じ量の勉強をしたとしても

そこから生まれるエネルギーが

正のエネルギー負のエネルギーかで

その後の自分のパフォーマンスに

大きな差が生まれるのです。

 

この2つのことをしっかりと意識することが

完璧主義から脱却して、勉強効率を上げるために

とても大切です。

 

 

まとめ

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今回は、試験勉強をするうえで

完璧主義という考え方をやめて

完了主義になること、そして自分に対して

加点方式を採用しようという

お話をさせていただきました。

 

まずはこれまでの自分を振り返ってみて

完璧主義に陥り、それを達成できない

自分を過度に責めすぎていないか

確認してみてください。

 

もし思い当たる節がある場合は

この記事でお伝えした考え方を

実践してみてください。

きっとこれまでよりも良い方向

物事が進んでいきます。

 

自信を持ち、ポジティブになって

そのまま公務員試験合格まで

突き進みましょう!!

 

 

勉強することが嫌いなあなたへ。これで解決!やることはたった1つ!

こんにちは!ハジメです!

 

公務員になりたいと考えたときに

突破しなければならないのが採用試験です。

 

採用試験を突破するためには、試験問題を

解けるようにならなければいけないため

たくさん勉強しなければと考えるのが

通常の思考の流れでしょう。

 

しかし、世の中の大多数の人は

勉強が好きではないと思います。

 

今回は「勉強が嫌い」「勉強したくない」

そんな方々に朗報をお伝えします!

勉強が嫌いな人はこれからお伝えする

たった1つのことをすれば良いのです!

 

ぜひ参考にしてみてください。

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私の経験談

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世の中の人の大半は勉強が嫌いだと思います。

私も子供の頃からずっと勉強が嫌いでした。

今でも勉強は嫌いです。

 

しかし、あることがきっかけ

勉強に対する苦手意識がなくなり

すんなりと勉強に取り組むことが

できるようになりました。

 

そのときのきっかけになった出来事について

まずはお話していこうと思います。

 

私は昔から歴史の勉強があまり得意では

ありませんでした。

 

教科書には何年に誰が何をしたということが

書いてあるだけで、授業で習う内容も

教科書に書いてあることをただ先生が

羅列していくだけ。

 

テストで出る内容も、もちろんそのような

何年に何があったかという問題なので

機械的に覚えるのですが、細かいところまで

覚えられず、なかなか良い点をとることが

できませんでした。

 

このようにして高校までの歴史の勉強は

苦い思い出で終わってしまったのですが

大学に入ってから1冊の本と出会い

その本を読んだことがきっかけで

私の中の歴史に対するイメージが変わります。

 

ここで私が大学時代に出会ったある本が

なにかというと、それは『永遠の0(ゼロ)』

という小説です。

 

この小説は第二次世界大戦における

日本軍の零戦や特攻隊をテーマにした小説で

映画化やドラマ化もされているのですが

とにかくこの小説が面白かったのです。

 

そしてこの小説がきっかけで

あれほど苦手で興味がなかった歴史について

知りたい!と単純に思ったのです。

 

そこから空き時間は太平洋戦争のことを

片っ端からネットやYouTube等で

調べるようになりました。

あの頃はもはや太平洋戦争について

調べることが趣味になっていました。

 

そして実際に調べてみると

授業を習っていたときには気づけなかった

歴史の面白さに気付くことができました。

 

教科書に書いてある何年に何があったという

出来事1つ1つを掘り下げていくと

その時代の背景や、その時代に生きていた人

それぞれの人間ドラマがあるということが

わかったのです。

 

このことがきっかけで、私の歴史に対する

考えは大きく変わりましたし、学生時代と違い

歴史に対して興味・関心を持って向き合い

自分からどんどん歴史を調べられるように

なりました。

 

 

やるべきたった1つのことはこれだ!

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私は歴史というジャンルについて

学生時代は「勉強」と捉えていたことが

小説を読んだことによって、「勉強」という

意識を持たずに、自分から進んで歴史に

入り込むことができるようになりました。

 

この経験から思ったことは

学校で習っていたことも、意識・考え方を

変えることで全く違ったものになる

ということです。

 

「勉強」とは勉学を強制されることです。

強制的にやらされることに楽しいと思える

ことはないでしょう。

 

では、どうすれば良いのかというと

自分から学ぶという姿勢を持てば良いのです。

 

学びとは本来、我々に新しい知識をもたらし

刺激をくれて、人生の充実へと繋がる

とても素晴らしいものです。

 

これから新しく学ぶことに対して

「勉強」ではなく「新しい知識を自分に

もたらしてくれる学びなんだ」というように

少し捉え方を変えてみるだけで

今までと全く違ったモノに見えてきます。

 

これはあらゆることについて

共通で言えることです。

 

公務員試験であれば法律や経済、行政の

学問など科目数が多いので学べることが

たくさんあります。

 

法律の知識や読み方などは公務員に

なってからの仕事に直結して役立ちますし

その他の科目についても

もしかしたら試験勉強からさらに興味が出て

あなたが個人的に学んでいき

それが将来、なにかしらの資格の取得に

繋がるかもしれません。

 

「学び」という知識を得る行為は

あなたの人間レベルを上げてくれる

とても面白くてワクワクすることである

という意識を持つようにしましょう。

 

 

まとめ

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今回は勉強が嫌いな人へ

「勉強」ではなく「学ぶ」という意識を

持ちましょうということをお伝えさせて

頂きました。

 

世の中には自分の人生を充実させてくれる

「学ぶ」ことが山のようにたくさんあります。

 

公務員試験の対策もその1つです。

試験のための勉強と思わずに

興味・関心を持って、新しい知識を吸収できる

絶好の機会と捉えてみましょう。

 

そうすることで、毎日参考書を開くのが

楽しくなってきますよ。

 

毎日の「学び」を楽しみながら

自分の望む自治体の

合格を勝ち取りましょう!!

 

 

公務員試験の勉強がもたらすもの。培われるあなたの〇〇力。

こんにちは!ハジメです!

 

公務員になるために乗り越えなければならない

採用試験、合格するためには勉強や準備に

多くの時間を費やさなければいけません。

 

中学校や高校においてもそれぞれ3年間

勉強をしていますが「この勉強はいったい

将来何の役に立つんだ?」と学生時代に

思った方は多くいると思います。

 

では、公務員試験の勉強はいったい

何の役に立つのでしょうか?

試験に合格するためだけの勉強で

その後に活かせるようなシーンは

ないのでしょうか?

 

今回はこのような疑問に、実際に私が

公務員試験の勉強をして合格し、働いてみて

感じたことを基にお答えしていきます。

 

この記事を読んだ後には、あなたの

公務員試験の勉強に対する意識や捉え方が

変わってくると思います。

ぜひ参考にしてみてください。

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公務員の採用試験の概要

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公務員試験は主に1次試験と2次試験に

分かれていて、1次試験は筆記、2次試験は

論文や面接などが課されます。

 

筆記試験はマークシートの5択問題で

教養試験では文章理解や数的処理などの

問題が出題されます。

専門試験では、法律や経済、行政の学問等

の問題が出題されます。

 

問題を読む力、そして正しい法律や経済

その他の試験科目の知識を事前にしっかり

身に着けているかが問われます。

 

※筆記試験で出題される科目の詳細は

下記の記事をご覧ください。↓

tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

論文試験は、出題された問題に対して

指定され文字数、制限時間の中で論文を

書き上げ、意見を述べる試験です。

 

論文試験で問われる能力は、制限時間内に

いかにして正しく理路整然とした文章で

試験官を納得させることができるか

つまり文章で伝える能力です。

 

※論文試験の詳細は下記の記事を

ご覧ください。↓

tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

面接試験は、集団面接や個別面接などの

異なった形式のやり方がありますが

身だしなみや態度がしっかりしているか

協調性や積極性があるかなど、公務員として

人間的に適正があるかを審査します。

 

※面接関連については下記の記事で

詳しく解説しているのでご覧ください。↓

tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

 

実際に公務員として働いて思ったこと

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私は上記で述べた採用試験を突破して 

政令指定都市の職員として働き始めました。

 

実際に地方公務員として働き始めて

思ったことは、公務員の仕事基本的に

法律に基づいているということです。

 

これは当たり前のことかもしれませんが

皆さんが役所に届出するようなもの

(戸籍や年金、保険等の届出)は全て

根拠法令があります。

 

役所の職員はそのような法令に基づく

届出を処理したり、窓口に来る市民の疑問に

答えたりしなければいけないので

当然その法令の内容を把握してなければ

いけません。

 

今まで市民の側だったときは

何気なく役所に行って済ませていた手続きも

いざ役所の側に立ってみると、すべて法令に

や規則に基づいるということに改めて

気づかされました。

 

仕事がすべて法令に基づいているため

法律を読んで理解する力は公務員に

必須の能力です。

 

自分たちの休暇制度も法律に基づいているため

読んで理解しなければ休めないですし

法律以外にも仕事内容のマニュアルがある部署

もあるため、文書を読んで理解する能力

本当に大切です。

 

また、文書は読んで理解するだけではなく

自分で書く場面も多々あります。

 

公務員の仕事は文書主義です。

なにかをするときには上司に文書で伺って

決裁をとらないといけません。

通知や照会もすべて文書で作成します。

 

ある程度キャリアを積んでいけば

新たな法令を作ったり

マニュアルを作成したりするような

場面も多々あります。

 

そのようなシーンにおいても

法律(文書)を読み書きする能力

無いと仕事が成り立ちません。

 

仕事を始めた当初の頃は、右も左もわからず

仕事内容がとても難しく感じましたが

しばらくして仕事にも慣れてきたころ

ふと思ったことがありました。

 

それは、採用試験の勉強をする中で行っていた

法律を読んで理解すること論文を書くこと

日々の仕事の中でやっていることと同じである

ということです。

 

試験勉強をしていたときは、とにかく採用試験に

合格したい一心で勉強に取り組んでいましたが

実際に仕事をしてみると、あの頃に勉強する

過程でやっていたことは、仕事をするうえで

必須の能力だったのです。

 

 

試験勉強の考え方

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公務員の採用試験は、各々の自治体で働く人を 

選抜するためのものです。

 

しかし上記で挙げたように、試験勉強の中で

やっていることは全て採用後の仕事をするうえで

とても役立つことです。

 

〇筆記試験の勉強

→法律や文章を読んで理解する能力

 

〇論文試験の勉強

→正しくわかりやすい文章を書く能力

 

〇面接試験

→市民や他の職員と円滑に会話する能力

 

このように、どの試験においても

採用後の仕事に役立つ要素が

隠れているのです。

 

つまり、公務員試験の勉強をするということ

採用後に公務員として働く基礎力を培っている

と考えることができます。

 

試験のためだけの勉強であり、試験を終えた

あとには何も役に立たないというのであれば

勉強するモチベーションも落ちてしまいます

公務員試験の勉強は、やったことが採用後の

仕事に確実に活きてきます。

 

試験勉強や対策をすればするほど合格に近づき

なおかつ公務員としての基礎力も培われて

その後のスムーズなキャリアアップに

繋がると考えれば、どんどん勉強したく

なってきますよね!

 

勉強をやった分だけ、その後のあなたの

公務員としての人生を良くすることに

繋がっていくのです。

 

 

まとめ

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公務員試験の勉強について

試験に合格するためだけの勉強ではなく

あなたの公務員としての基礎力を培うための

勉強であるということについて

お伝えさせていただきました。

 

ちょっとした視点の違いでモノの見方は

大きく異なってきます。

そしてその見方が、大きなモチベーションの

向上に繋がってきます。

 

試験勉強は当該試験だけでなく

それを乗り越えた先の人生にも

大きなプラスの影響をもたらすので

そのことを意識して、自分自身をどんどん

レベルアップさせるつもりで

勉強に取り組んでいきましょう!

 

そして公務員試験合格、その先の充実した

公務員ライフを手に入れましょう!!

 

 

筆記試験対策講座②:独学で挑む公務員試験。オススメの参考書はコレだ!

こんにちは!ハジメです!

 

公務員になるために勉強を始めようと

考えたとき、選択肢は予備校に通うか

独学で勉強するかの2つに分かれます。

 

予備校に通えば、すべて予備校側が

用意してくれますが、その分決して安くない

費用がかかります。

 

独学の場合は、参考書選びから何から

すべて自分でやらなければいけません。

しかし、その分費用は安く済みます

良い参考書を選んで勉強すれば

独学でも十分合格できます。

 

では、良い参考書とはいったいどのような

ものなのでしょうか?

 

今回は、独学で公務員試験に挑む人に

私が公務員試験を受験するときに

実際に使用していた経験談も交えて

オススメの参考書を紹介します。

 

予備校に通っている方も

予備校の参考書プラスαを探している方には

参考になる記事だと思うので

ぜひご覧になってみてください。

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参考書選びが合否に大きく影響する

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独学で公務員試験に挑戦すると決め、参考書を

選ぼうと思って本屋の公務員試験のコーナーに

行ってみると、そこには膨大な数の参考書が

並んでいます。

 

「とりあえずなんでもいいから買っちゃうか」

適当に参考書を選んでしまうと

勉強を始める前から不合格コースに一直線です。

 

この記事でお伝えする内容をしっかりと

理解して、正しい参考書選びをしましょう。

 

参考書とひと口に言っても様々な種類のものが

あるのですが、大きく分けると以下の4つに

分類されます。

 

〇導入本

科目の内容を詳しく説明した学校の教科書の

ようなもの

 

〇過去問題集

科目ごとに過去の採用試験の問題を集めた問題集

 

〇暗記補助用テキスト

暗記するための要点がまとめられていて

赤シートが付属されているようなもの。

 

〇総合問題集

公務員試験の科目全体について網羅的に過去問が

掲載されているもの

 

この4つの中でどれが1番重要で時間をかけて

やるべきかわかりますか?

 

正解は過去問題集です。

過去問題集をとにかくやり込むことが

合格への近道です。

 

総合問題集は全部網羅されてるんだから

総合問題集を1冊やりこめば完璧じゃんと

思う方もいるかもしれませんが、総合問題集は

全科目が網羅されている分、各科目の密度が

薄いですし解説も不十分です。

 

各科目の過去問題集をしっかりとやりこむ

ことをメイン、必要に応じてサブとして

導入本暗記補助用テキストを有効活用

するようにしましょう。

 

ただ上記の4つの分野の中でもそれぞれ

様々な出版社から参考書が出版されています。

各出版社で中身が違いますし、わかりやすさ

も違うので、結局どの参考書が良いのか

ということについては後述したいと思います。

 

 

手当たり次第に買い漁れば良いのか

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大学受験やその他の資格試験の受験者にも

このような人は一定数いるのですが

参考書をとにかくたくさん買っている

参考書コレクターがいます。

 

参考書をたくさん買って、色んな参考書を

やれば合格できる実力がつくでしょうか?

 

答えは✖です。

参考書をたくさん買って、一通り勉強しても

自分の中に記憶として定着しないので

本番の試験では回答することができません。

 

結局それは、たくさんの参考書を買い込んで

参考書に囲まれていることで

勉強した気になっているだけなのです。

 

公務員試験の場合は、各科目で良い参考書を

1冊買って徹底的に繰り返しやりこむことが

とても大切です。これをやることで実力が

ついて、合格にグッと近づきます。

 

 

オススメ参考書はコレだ!

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前置きがだいぶ長くなってしまいましたが

ここからオススメの参考書を紹介します。

 

【教養科目】

〇数的処理(数的推理・判断推理・資料解釈)

→畑中敦子シリーズ

解説もしっかりしている過去問集です。

各科目この1冊をマスターするだけで

十分得点できます。

 
 

 

 〇文章理解(現代文・英文・古文)

→スー過去

この過去問集1冊を地道に練習すれば

十分な回答力が身につきます。

 

〇人文科学(日本史・世界史・地理)

→過去問ダイレクトナビ

地理は確実にやりましょう。

世界史・日本史はどちらか1冊を買って

もう1冊は余裕があればやる

余裕が無ければ捨てて大丈夫です。

 

 

 

〇自然科学(数学・物理・化学・生物・地学)

→数学・物理・化学>出るとこチェック

 生物・地学>過去問ダイレクトナビ

数学・物理・化学は自分の得意な科目を

1つか2つ選び基本問題を押さえましょう。

生物・地学は得点しやすい科目なので

過去問ダイレクトナビで頻出問題を

押さえておきましょう。

 

 

 〇時事問題

→速攻の時事

時事問題はこれがあれば大丈夫です。

必ず最新版を買いましょう。

レーニング編もあるとより◎。

 

 

【専門科目】

〇法律系科目

憲法行政法民法・刑法・労働法)

→スー過去(まるごと生中継)

基本的にはスー過去で十分。

行政法民法について全く内容が

理解できない場合は、導入本として

まるごと生中継を活用しましょう。

刑法・労働法は余裕があれば

スー過去の基本問題に目を通す程度で

十分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇経済系(経済原論・財政学・経営学

→スー過去(最初でつまづかない経済学)

基本的にはスー過去。

経済原論は理解が難しいので、導入本として

『最初でつまづかない経済学』がオススメ。

経営学は余裕があればやりましょう。

 

 

 

 

 

 

 〇行政系

政治学行政学・国際関係・社会政策)

→スー過去(まるパス)

スー過去で基本的には足ります。

暗記補助用としてまるパスを活用すると

さらに◎です。

 

 

 

 

 

 

まとめ

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今回は参考書の種類や選び方

そして具体的に私のオススメする

参考書についてお伝えしました。

 

この記事の内容が独学で公務員を目指す

方々の一助になれば幸いです。

 

自分にとってベストな参考書を選んで

公務員という仕事を勝ち取りましょう!

 

 

筆記試験対策講座①:独学での公務員試験勉強。大切なのは〇〇〇〇と〇〇〇〇!

こんにちは!ハジメです!

 

公務員として働くためには採用試験を突破

しなければなりません。

採用試験の中でも、1次試験で待ち構えて

いるのが筆記試験です。

 

地方上級の公務員試験であれば、合格する

ために必要な勉強時間はおよそ1,000時間

言われています。

 

そして、筆記試験の科目数は教養・専門を

合わせれば約30科目です。

確かに30科目もガッツリ勉強すれば

1,000時間くらいはかかるだろうと

思った方もいるでしょう。

 

しかし、その1,000時間を30科目に満遍なく

費やしたとすると、とても非効率ですし

合格からはどんどん遠ざかっていって

しまうでしょう。

 

では、合格に近づいていくためにはどのように

勉強していけば良いのでしょうか。

 

今回は、独学で公務員試験を勉強するうえで

重要な2点について、地方上級の公務員試験を

受験する前提でお話させて頂きます。

 

この記事の内容をしっかりと実践していけば

筆記試験突破に確実に近づいていきます。

ぜひ参考にしてください。

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教養・専門それぞれの配点

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まず、地方上級の筆記試験は教養試験と

専門試験に分かれています。

 

教養試験の科目と、科目ごとの出題数は

下記のとおりです。

※地方上級(全国型)の場合

 

【一般知能 26問】

〇数的処理 17問

数的推理 6・判断推理 9・資料解釈 1)

〇文章理解 9問

(現代文 3・英文 5・古文 1)

 

【一般知識 24問】

〇人文科学 6問

(日本史 2・世界史 2・地理 2)

〇自然科学 7問

(数学 1・物理 1・化学 2・生物 2・地学 1)

〇社会科学 11問

(政治 1・経済 3・法律 3・社会 4)

 

出題数は50問全問必須回答です。

 

専門試験の科目と、科目ごとの出題数は

下記のとおりです。

※地方上級(全国型)の場合

 

【法律系 17問】

憲法4・行政法5・民法4・刑法2・労働法2

 

【経済系 14問】

経済原論9・財政学3・経営学2

 

【行政系 9問】

政治学2・行政学2・国際関係2・社会政策3

 

出題数は40問全問必須回答です。

 

各科目でどんな問題が出題されるかは

こちらの記事を参照してください。↓

tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

 

ポイント1:優先順位を定める

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上記の教養・専門それぞれの科目と科目ごとの

出題数をご覧いただくとわかるかと思いますが

各科目によって出題数が全然違います。

 

全ての科目を満遍なく勉強すると、出題数が

少ない科目については、かなり余計に勉強して

しまうことがわかります。

 

効率的に得点できる能力を身に着けるためには

勉強する科目の優先順位を定めること

とても重要です。

 

それでは教養試験・専門試験それぞれで優先

するべき科目について解説していきます。

 

【教養試験の優先順位】

教養試験で優先的にやらなければいけないのは

数的処理文章理解、そして社会科学です。

これらの3つの分野の問題数を合計すると

全50問中37問、全体の70%以上です!

 

仮にこれらの分野で全問正解できたとすれば

十分合格ラインを超えることが出来ます。

それ程これらの3つの分野が

教養試験のなのです。

 

数的処理については過去問を使って解法の

テクニックを覚えなければいけません。

1番時間をかけて勉強するようにしましょう。

教養試験の勉強量のうち5~6割は数的処理の

勉強に割いて妥当だと思います。

 

文章理解は現代文・英文・古文の3つに

分かれていますが、文章理解は答えが

問題文の中に隠れている問題です。

しっかり答えを見つけられるように

練習しましょう。

 

社会科学は専門試験で出題される政治や法律の

問題が出題されるので、専門試験の勉強で補う

ことができる分、それほど時間は割かなくても

大丈夫です。

 

しかし、時事問題が出題されることが多いので

直近の時事問題をしっかり勉強しましょう。

 

勉強量のおおよその割合としては

全体を10とすると

数的処理 文章理解 社会科学 その他
      5        1       2      2

 このくらいが目安になるでしょう。

 

【専門科目の優先順位】

専門科目で優先的にやらなければいけないのは

憲法民法行政法・経済原論の4つです。

これらの4つの科目で全40問中22問を占めて

います。全体の半分以上ですね。

 

これらの4つの科目のうち

民法民法民法に分かれています。

経済原論はミクロ経済マクロ経済

分かれています。

 

よって4つの科目と言いつつ、実質6つ

科目を勉強することになります。

これらの科目で専門試験の勉強量の

6~7割を割いても妥当でしょう。

 

残りの3~4割を残りの科目の勉強に

割くイメージで良いと思います。

 

 

ポイント2:捨てるべき科目は捨てる

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ポイント1で教養・専門それぞれで、どの科目

を優先して勉強するべきかお話しました。

それでは優先順位の低い残りの科目は

どのように対応すれば良いのでしょうか?

 

結論を申し上げると

優先順位の低い科目のうち勉強効率の悪い科目

捨て科目にしてください。

 

勉強効率の悪い科目とは、その科目に割く

勉強時間・勉強量の割に配点が低い、または

得点することが難しい科目のことです。

 

例えば教養科目であれば、数学や物理は

1問しか出題されません。理系出身で

数学・物理が得意な人であればさらっと

勉強するだけで得点できるかもしれませんが

文系の人がこの1問のために1から勉強を

するのは明らかに非効率です。

 

このような科目に時間を割いて勉強をすると

他の重要科目に充てる時間が減ってしまうので

思い切って勉強することをやめましょう。

いわゆる捨て科目にしてしまうのです。

 

教養試験であれば物理・数学・化学のうち

1つか2つ、日本史・世界史のうちどちらかは

捨てても大丈夫でしょう。

 

専門試験であれば、刑法・労働法・経営学

国際関係のうち、いくつかを捨て科目にしても

構わないと思います。

 

捨て科目については、完全に捨ててしまっても

構いませんが、優先順位の高い科目を勉強して

それでも時間に余裕がある場合は、基本事項を

押さえて挑むくらいのスタンスでいると

良いと思います。

 

 

まとめ

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今回は、公務員試験の勉強をするうえで

大切な2つのこと、優先順位取捨選択

についてお話させて頂きました。

 

この記事で解説したポイントを基に

筆記試験の各科目をまとめた表が

下記になります。↓

 

【教養科目】

優先度

科目
A 数的処理、文章理解、社会科学
B 地理、日本史or世界史、生物、地学
C 日本史or世界史、数学、物理、化学

【専門科目】

優先度

科目
A 憲法行政法民法、経済原論
B 財政学、政治学行政学、社会政策
C 刑法、労働法、経営学、国際関係

A : 時間を割いて必ずやるべき科目

B : Aの合間で勉強するべき科目

C : 捨て科目or余裕があればするべき科目

 

この優先順位表を参考にして勉強に

取り組んでみてください。余裕のある方は

ご自身で表をカスタマイズしてみると

良いと思います。

 

筆記試験の勉強は大変ですが、優先順位を

決めることと取捨選択をしっかりすれば

うまく勉強時間を削減することができます。

 

効率的に勉強を進めて

合格を勝ち取りましょう!!

 

 

 

公務員試験の勉強は長丁場!勉強を続けていくコツとは?

こんにちは!ハジメです!

 

地方上級の公務員試験に合格するために

必要な勉強時間はおよそ1,000時間

言われています。

 

公務員試験の受験者は合格を勝ち取るために

短い人は数か月、長い人は2年以上

歳月を勉強に費やして筆記試験に挑みます。

 

この長期間の間、高いモチベーションで

勉強し続けることはとても難しいことです。

どうすれば長期間勉強を続けていくことが

出来るのでしょうか?

 

今回は長期間の勉強を続けていくコツ

お伝えします。この記事が受験者の皆さんの

モチベーション維持のヒントになれば幸いです。

 

 

 

 

モチベーション維持のポイント

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モチベーション、いわゆる「やる気」とは

人間がなにかの行動をするために必要な

原動力のことです。

 

長い公務員試験の勉強期間の中で

高いモチベーションを維持し続けることは

容易ではありません。

 

しかし、高いモチベーションを維持して

勉強に取り組み続けることができれば

合格に向けて日々大きく前進することが

できます。

 

今回はモチベーションを維持するための

ポイントを4つ紹介します。

 

【細かい目標設定】

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1つ目のポイント

細かい目標設定をすることです。

 

目標設定をするうえで、高い目標を掲げる

ことは大切ですし必要なことです。しかし

ゴールだけを定めても、そのゴールが

遠すぎると、ゴールが見えなくて途中で

諦めたり、止まったりしてしまいます

 

ゴールを定めたら、そのゴールに向かう

過程の中で細かい目標を設定して、その

細かい目標を達成することで、定期的に

達成感を味わうことが大切です。

 

このことを山登りに例えてみましょう。

富士山に登るとしたら、ゴールは富士山の

山頂に到達することです。

 

富士山の山頂に到達することはとても

大変ですし、麓からゴールの山頂を見上げても

ゴールは見えません。

 

いきなり山頂に行こうと思っても先が見えず

どこまで、どのくらいのペースで登れば良いか

わからずに途中で途方に暮れてしまうでしょう。

 

しかし、富士山には6合目、7号目といった

どのくらいまで登ったかわかる目安があるため

山頂というゴールまでのペースが掴めますし

各ポイントでここまで来たという達成感

味わうことができます。

 

公務員試験の勉強においても、最終目標

定めたら、そこに向かう過程で、月・週

もっと細かく考えれば毎日の目標を定め

それを達成することで、達成感を味わいながら

ゴールに向かっていくことで、モチベーション

を維持することができます。

 

 

RPG感覚】

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2つ目のポイント

RPGの感覚で勉強を進めることです。

 

RPGをやったことはありますか?

RPGとはロールプレイングゲームのことで

プレイヤーがゲーム内のストーリーを

攻略していって、最後に待ち構えている

ラストボスを倒せばクリアとなるような

ゲームのことです。

 

RPGは戦って経験値を積み、レベルを

上げて強くなっていくことが

醍醐味ですよね。

 

これまで経験値を積み上げてきた

キャラクターでラスボスを倒し

ゲームをクリアしたときは

とても達成感があります。

 

公務員試験の勉強も、やっていることは

RPGと同じです。参考書というダンジョンを

日々クリアしていって、最後のボスである

採用試験に合格すればゲームクリアです。

 

つまり、勉強をゲーム感覚で

進めていけば良いのです。

 

今日はこのダンジョン(参考書)を

ここまで進めようというように

ゲーム感覚で勉強をすれば

ゲームに夢中になるのと同じような

感覚で勉強に取り組むことができます。

 

勉強をそれほど重く捉えず、ゲームだと思って

軽いノリでダンジョン攻略をしていけば

毎日机に向かうことが楽しくなります。

 

 

【大勢の敵がいることを思い出す】

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3つ目のポイント

大勢の敵がいることを思い出す

ことです。

 

公務員試験の勉強は自分との戦いです。

独学でも、予備校に通っていても、参考書や

問題と向き合うのは自分自身であり

自分の力で合格を勝ち取らなければいけません。

 

しかし、勉強を進めていると、どうしても

どこかで飽きたり、勉強のスピードが落ちて

きてしまいます。人間なのでそれは当然の

ことです。

 

そのようなときは、自分以外にも大勢の敵が

いること、そしてその敵が今も必死に勉強を

しているということを思い出してください。

 

公務員試験は高い倍率の競争を突破したもの

だけが合格に辿り着ける試験です。

そこを突破するために多くの受験者が

日々、勉強を積み重ねています。

 

自分のライバルの受験者たちが

間口の狭い公務員試験を突破しようと

必死に頑張っている。今ここで勉強をサボれば

その分ライバルと差が開いてしまう。

 

このことを思い出せば、自分で自分の尻に

火をつけて、また勉強に奮起することが

できます。自分で自分をしっかりと

追い込んでいきましょう!

 

 

 【ポジティブであること】

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4つ目のポイント

ポジティブであることです。

 

これは公務員試験に限ったことではないのですが

何事においても、ポジティブに考えることは

とても大切です。

 

あなたはなにかを失敗したときにどのように

思いますか?やってしまった、自分はダメだ

と落ち込んでしまいますか?

 

そのような方は無理にでも発想の転換をして

ポジティブに考えるようにしましょう。

 

なにかに失敗してしまったら、どうすれば

失敗するかを経験として積むことが出来たと

考えるようにすれば良いのです。

 

公務員試験の勉強に例えるならば

・目標の勉強ノルマを達成できなかった

⇒ノルマ達成にこれだけ時間が掛かることが

 わかった。勉強スケジュールを修正しよう。

・模試の点数が悪かった

⇒何が自分の苦手分野なのかわかった。

 苦手を克服するために重点的に勉強しよう。

 

このように何事もポジティブに考えると

その考え方が次の行動へのエネルギーに

繋がります。

 

ポジティブなエネルギーを基に、また行動して

その結果をポジティブに捉え、次の行動に

繋げていく。このようにして良いサイクル

作ると、それが良い結果に繋がっていきます。

 

 

まとめ

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勉強を続けていくためのモチベーションを

維持するコツについてお話させて頂きました。

 

今回紹介した方法は、実際に私が公務員試験の

勉強をしていたときに実践していたものです。

 

モチベーション維持の方法は色々ありますし

自分に合ったやり方が人それぞれあると

思います。

 

しかし、私が紹介した方法はどの方法も

効果的ですし、すべて実践する価値のある

方法なので、ぜひ実践してみてください!

 

そして自分の志望する自治体の最終合格

勝ち取ってください!!

 

 

最終関門は個別面接!勝ち取れ!最終合格!!

こんにちは!ハジメです!

 

公務員試験では筆記試験や論文試験

集団討論などの数々の試験を乗り越えてきた

受験者を最後に待ち受けている試験があります。

 

最後の最後に待ち構えている最終関門

それが個別面接です。

 

国家公務員でも地方公務員でも消防士でも

警察官でも、面接を乗り越えなければ

最終合格に辿り着けません

 

今回はその最終関門である個別面接について

詳しく解説します。この記事で、個別面接に

ついて理解を深めてください!

 

※地方公務員試験で突破しなければ

ならない5つの関門については

こちらの記事を参照してください。↓

tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

 

 

 

個別面接の概要

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個別面接とはその名の通り、1人で面接室に

入室し、面接を受ける試験です。

 

自治体によっては1回だけでなく、2次面接

3次面接と何回も面接を行うところもあります。

そのような自治体は試験全体の中でも面接を

重視していて、面接の出来が合格の可否を

大きく左右します。

 

もちろん個別面接の回数が1回のみの自治

であっても個別面接が重要であることは

同じです。

 

国家公務員よりも地方公務員の方が

面接試験の配点が高い人物重視の傾向が

ありますし、近年は1次の筆記試験の

点数をリセットして2次試験を採点する

リセット方式を採用する自治体もあるので

個別面接はとても重要です。

 

個別面接の試験時間15分~30分程度

面接官の人数3人程度が一般的です。

 

面接官は事前に受験者が記入した

エントリーシート等を参考資料にして

受験者に質問し、その質問に対して

回答していきます。

 

たいてい、面接官のうちの1人が1つ質問して

その質問への回答が終わると、また別の

面接官から別の質問が投げかけられます。

質問数はおよそ5~10問程度です。

 

公務員試験では個別面接の他に、集団面接

という複数の受験者が合同で受ける面接の

方法があるのですが、集団面接との大きな

違いは、1つの質問に対して何回か会話の

往復がある点です。

 

質問への回答に対して、さらに深堀りの質問が

されたり、リアクションがあったりするので

集団面接に比べて、より対話力が求められます。

 

※集団面接の詳細については

こちらの記事を参照してください。↓

tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

質問内容については、エントリーシートを基に

基本的なことに関する質問がほとんどなので

しっかりと事前に、想定質問に対する回答を

考えておけば、回答に困ってしまうことは

あまりないでしょう。

 

個別面接で想定される質問は

下記に列挙したようなものです。

 

〇志望動機

〇公務員を選んだ理由

〇受験した自治体を選んだ理由

〇これまでで一番頑張ったこと

〇合格したらどのような仕事をしたいか

〇希望しない部署に配属されたらどうするか

〇ストレスの発散方法

 

1つ1つの質問について、まず回答を考えて

そこからさらに深堀りの質問をされることを

想定して、より詳細について説明できるように

準備しておきましょう。

 

 

面接官はどんなところを見ている? 

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個別面接の概要は理解できたかと思います。

では面接官はどのようにして受験者に

優劣をつけているのでしょうか?

 

面接の評価基準は各自治体によって微妙に

違うとは思いますが、公務員という職種に

求められる人格は変わらないので、大筋は

どこの自治体も同じです。

 

そして評価の方法も、評価シートを使用して

各項目についてA~Eの5段階評価といった

ように、ちゃんとした数値で採点しています。

 

なんとなく70点!というような採点をして

いるわけではないので安心してください。

 

では具体的にどのような項目について

目を光らせ、採点しているのかというと

主には下記の6つの項目となります。

 

〇身だしなみ・態度

 ・清潔であるか

・礼儀作法はしっかりしているか

・良い姿勢・言葉遣いをしているか

 

〇積極性・意欲

・ものごとに前向きに取り組む姿勢があるか

・自分から進んで行動する意欲があるか

 

〇協調性

・周囲の人間と助け合っていけるか

・自分と異なる意見を受け入れられるか

・組織全体を考えて行動できるか

 

〇責任感

・自分の発言や行動に責任を持っているか

・真面目で信頼できる人間であるか

・組織の一員として働く自覚を持っているか

 

〇冷静さ

・安定感があり落ち着いているか

・感情を自分でしっかりコントロールできるか

・困難に直面しても冷静に対応できるか

 

〇表現力

・質問に対する回答が的を得ているか

・話している内容に一貫性があるか

・わかりやすく簡潔に回答しているか

 

面接官は、質問に対する回答の内容や態度から

受験者を各項目で採点し、その合計値で

面接の点数が決まるのです。

 

 

高評価を受けるためのポイント

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個別面接で高評価を受けるためには

どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

 

個別面接はの試験です。

受験者も採用者も人間なので、やはり面接官に

好印象を与えることが大切になります。

 

話している相手に好印象を与えるためには

いくつかポイントがあります。

 

1つ目は、明るく元気に話すことです。

表情は口角を上げて笑顔を保ち、声のトーンも

普段よりワントーン上げるようにしましょう。

 

2つ目は、相手がいるということを

しっかりと意識して行動することです。

 

具体的には、相手の目をしっかりと見て

話すことや、相手が話しているときに

相槌を打つこと、そして相手の話すスピードに

合わせて少しゆっくりと話すことを

意識すると良いでしょう。

 

3つ目は、自信を持って回答することです。

堂々と話している人の言葉には説得力が

あります。「えーと」や「あの~」といった

言葉を使ったり、キョロキョロしたりせずに

姿勢よくハキハキと答えるようにしましょう。

 

他にも相手に好印象を与えるテクニックは

追求していけばたくさんあるとは思いますが

上記の3つのポイントに注意するだけでも

十分面接官に好印象を与えることが

出来るでしょう!

 

 

まとめ

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個別面接の概要と評価項目、そして好印象を

与えるポイントについて詳しく解説しました。

 

面接で100%の力を出し切るためには

緊張せずに落ち着いて回答することが大切です。

 

緊張しないようにするためには

やはり事前準備をしっかりしておくことが

重要になります。

 

受験する自治体の研究をしっかりとすること

想定質問に対する回答をしっかりと考えること

そして、面接の練習を繰り返し行うことが

自信に繋がり、それが良い結果に繋がります。

 

面接終了時に「バッチリうまくできたな」と

自信を持って言えるように、しっかりと準備して

面接試験に挑むようにしましょう。

 

そして、最終合格を勝ち取りましょう!!