社会人経験ナシのフリーターだった私が、半年の勉強期間で地方上級の公務員試験に合格するまで
こんにちは!ハジメです!
早速ですが、社会人経験ナシのフリーターでも地方上級公務員試験に独学で合格可能か?
答えは可能です!!!
なぜなら、これは私の実体験だからです。
これから私が約半年の勉強期間で、A日程の「地方上級」といわれる地方公務員試験に独学で合格するまでの道のりをお話しいたします。
これから地方公務員試験に挑戦する皆さんの参考になれば幸いです。
- 清々しいほどにゼロからのスタート
- 勉強に費やすことができた期間は約半年
- なにもかもわからない試行錯誤の日々
- なんとなくやった試験勉強、そして崖っぷちに
- 考えて、考えて、考えた。残りの時間で何ができるか?
- そして迎えた本命の地方上級公務員試験。
- これから独学で公務員を目指す人たちへ
- 次はあなたの番です!
清々しいほどにゼロからのスタート
私は、大学卒業後に新卒で就職せずに、ワーキングホリデーで海外に滞在しました。1年半後に帰国して、そこからアルバイトをしながら公務員を目指し始めたので、既卒かつ正社員としての職歴はゼロでした。
さらに、私が目指した職種は地方公務員の行政職。私は大学では工学部だったため、行政職の試験において重要科目である法律や経済学の知識はゼロ。
そしてその時は大学受験から5年以上が経過しており、勉強するための頭や心の準備もゼロ。
清々しいくらい、まったくと言っていいほどのゼロからのスタートでした。
勉強に費やすことができた期間は約半年
私がワーキングホリデーから帰国したのが8月、アルバイトを始めたのが9月でした。
公務員試験の勉強も9月から始められればベストだったのですが、いかんせん公務員試験がどんなものなのか、試験日はいつなのか、何をどのくらい勉強したら良いのかさっぱりわかりません。
私はお金に余裕が無かったので、予備校に通わずに独学で挑戦することを選択しました。なので、まずは公務員試験について調べることから始めなければなりませんでした。
さらに9月から始めたアルバイトが忙しく、仕事内容を覚えて余裕がでるまでに時間がかかり、その年はアルバイトと公務員試験の概要を調べたりすることで精一杯。
本格的に勉強を始められたのは、年が明けて1月から。地方上級公務員試験の筆記試験は6月に行われるので、僕に残された期間は約半年でした。
しかしこの時の自分は、あまり危機感がなく「ネットで探すと独学で合格できるって情報がけっこうあるし、まだ半年も期間があるし、まあなんとかなるでしょ」と思いながら勉強をやり始めていました。
なにもかもわからない試行錯誤の日々
勉強をやり始めると、すぐに公務員試験を独学でやることの難しさに直面しました。
独学では何もかも自分でやらなくてはいけません。
どの科目を、どうやって、どのくらいやればいいのか。
わからないことだらけですが、すべて手探りで試行錯誤するしかありませんでした。
さらに、試験勉強をしていても、あまり内容が自分の頭の中に入っている実感がありませんでした。
独学でやることの厳しさを思い知らされました。
しかし独学でやると決めてここまで来てしまった以上、もう後には引けず、とにかくやるしかありませんでした。
自分の勉強方法で合っているのか確信が持てず、それでもやり続けなければありませんでした。
不安を抱えたまま勉強を進め、試験のときが刻一刻と近づいていきました。
なんとなくやった試験勉強、そして崖っぷちに
1月から勉強を始め、あっという間に6月の初旬になりました。地方公務員試験のシーズン到来です。
僕はここまで模試なども受けずに、なんとなく過去問を読み、解き進めてこの受験シーズンを迎えました。
本命の地方上級の試験は6月末ですが、その前に練習で国家一般職の試験を受けることにしました。
自分のここまでの勉強の成果を試す絶好の練習の機会です。
僕はこの試験を通過して、本命の地方上級公務員試験に向けて弾みをつけるつもりで、緊張と不安を抱えながらも、張り切ってこの試験に挑みました。
しかし結果は………
散々でした。
解けそうで解けない。わかる問題が少ない。1問1問に時間がかかりすぎる。時間がどんどん無くなっていく。適当に選択肢を選んで、あとは運頼み。
自己採点の結果、教養試験・専門試験共に半分も取れていませんでした。
結果はもちろん不合格。本命の地方上級公務員試験を約3週間後に控え、僕は崖っぷちまで追い込まれていました。
考えて、考えて、考えた。残りの時間で何ができるか?
国家一般職試験の受験後、極限まで追い込まれた僕は考えました。なぜ問題を解けなかったのか。今までの勉強方法の何がいけなかったのか。残り3週間で何をすればいいのか。
考え抜いた末に、今までとは違う勉強方法で残り3週間本気でやってみることにしました。自分なりに考えた、この方法でやっていけば自分の力になる、本番で力を発揮できる。そう考えた勉強方法で。もう自分を信じてやるしかありませんでした。
そして迎えた本命の地方上級公務員試験。
ついに本命の試験日を迎えました。僕は極限まで追い込まれていました。
国家一般職の試験のときと同じように全然問題を解けなかったらどうしよう。
ここでうまくいかなかったら、もう1年勉強しなくちゃいけない。
不安な気持ちが心の中を埋め尽くしていました。
しかし、その不安でいっぱいな気持ちの中に、少しだけ自信の光がありました。それはこの3週間の勉強に手応えがあったからです。自分の中でも力がついている、これならいけるかもしれないという微かな自信がありました。
そして挑んだ本命の地方上級公務員試験。解いていて3週間前とは明らかに違う手応えを感じていました。
解ける!!
正解の選択肢がなにか、間違った選択肢がどれか、この問題の趣旨はなにか。1つ1つの問題に時間をかけず、スラスラと問題を解き進めていき、教養試験も専門試験も時間内に全てに目を通して解くことができました。
これはいけるかもしれない。
試験終了後に率直にそう思いました。
そして迎えた1次試験の合格発表日。
結果は合格!!
1次試験の合格者一覧に自分の受験番号がありました。
このときに本当に安堵したことを覚えています。本当に良かった。
あの勉強法で良かったのだと。
その後の論文試験・面接試験については、自分なりにこうすれば突破できるだろうという考え方を持っていたので、そのまま波に乗って突破し、最終合格までたどり着くことができました!
最終合格者の一覧に自分の受験番号があったときの喜びは今でもはっきりと覚えています。独学でもできた。自分なりに確立した勉強方法で合格できた。この経験は今でも僕の人生の大きな糧となっています。
その後、僕はB日程の市役所試験にも無事に合格し、最終的に2つの自治体の最終合格を勝ち取ることができました。
これから独学で公務員を目指す人たちへ
公務員試験合格後、自分なりに考えてみました。
僕は勉強法を探りながらおよそ半年間の勉強期間で地方上級公務員試験に合格しましたが、そこにたどり着くまでに自分の中でたくさんの試行錯誤を繰り返しました。
独学で公務員試験を目指す人は、何をどうしたら良いかわからない。
そこがまず最初の壁になる。
だから僕は自分の経験を、これから独学で地方上級の公務員試験合格を目指す方々の助けになるように還元したいと思っています。
独学で公務員を目指す皆さんともっと繋がりたいと思っています。
きちんとした方法とスケジュールで勉強していけば地方上級の公務員試験に独学で合格することは決して難しいことではありません。
半年、あるいはそれ以下の期間で合格することができます。
次はあなたの番です!
公務員という仕事は社会的な信用も高く、休暇制度や福利厚生もしっかりとしていて、自信と誇りを持って仕事ができる素晴らしい職業です。
地方上級の公務員試験に独学で合格したという経験は必ず今後の人生において、大きな自信になります。
地方上級の公務員試験に独学で合格し、自信と誇りを手に入れましょう!
次はあなたが地方上級公務員試験に合格する番です!!