公務員試験って独学でも受かるの?私が独学を選択した理由
こんにちは!ハジメです!
公務員になりたいと考えたとき、勉強をする環境として以下の2つが考えられます。
- 予備校に入る
- 独学で勉強する
他にも大学の公務員講座を受講するという方法がありますが、これは大学生限定です。
上記の2つの選択肢のなかで、私は独学という方法を選択しました。
公務員試験は独学でも十分突破可能な試験です!
そして独学で勉強を行うことのメリットがたくさんあります!
この記事では、なぜ私が独学で勉強することを選択したのかお話したいと思います。
独学で公務員試験を突破できるのか不安な方々へ、少しでもこの記事でその不安を拭うことができればと思います。
私が独学を選択した理由
まず結論から申し上げますと、私は以下のような理由で独学を選択しました。
- 金銭的な負担が予備校よりも断然軽い
- 自分のペースで勉強を進めることができる
- 独学で取り組むための参考書が揃っている
- 自分の「個」の力が身につく
それぞれの項目について詳しく解説していきます。
金銭的な負担が予備校よりも断然軽い
公務員試験の予備校はTACやLEC、大原などいくつかあります。そのような予備校で、地方上級・国家一般コースの講座を受講したときの費用は、予備校によって若干の差はありますが、おおよ30万円~40万円程です。
一方で、参考書を自分で購入し、独学で勉強した場合、費用は5万円~10万円程で済みます。
予備校の講座を受講するよりも、独学の方が圧倒的に費用が安く済みますね。
私は公務員試験の勉強を始めようと考えていた当時、予備校に通う程の金銭的余裕が無かったため、独学で挑むという選択をしました。
しかし結果的に自分の志望する自治体に合格することができましたし、費用も安く済ませることができたので、かなり得をすることができました。
予備校に通うことで得られるメリットもたくさんありますが、そのための金銭的代償は大きいです。
お金の使い道を選択するということは、長い人生の中でもとても重要なことです。
公務員試験は独学でも合格できるので、独学を選択し、浮いたお金は合格後、自分の趣味や旅行など有意義なものに使うと、より人生が充実してくると思います。
自分のペースで勉強を進めることができる
予備校の講座を受ける場合、当然ですがそれぞれの科目について講義があります。
この場合、勉強の流れは以下のようになるかと思います。
- 講義を受けてその内容をノートにとる
- その後、復習して内容を理解して飲み込む
- 過去問を繰り返し解くことで自分の力にしていく
これは通常の中学校や高校で勉強する流れと同じですね。
しかし、公務員試験の場合、この流れで勉強を進めていると、かなり時間がかかってしまいます。
なぜなら、公務員試験は科目がたくさんあり、膨大な範囲を勉強しなければならないからです。
さらに言うと、公務員試験はその性質上、この流れで勉強を進める必要がないのです。
どういうことかというと、公務員試験の勉強の中で一番重要なのは、過去問を繰り返し解くことだからです。
公務員試験は過去に出題された範囲から、似たような内容、形式で出題されることが非常に多いです。
そのため、過去問を繰り返し解くことが、合格への一番の近道となります。
つまり、上記の流れのうち、
- 講義を受けてその内容をノートにとる こと
- その後、復習にて内容を理解して飲み込むこと
この2つに時間を割くことが非効率なのです。
私の経験上、講義を受けてノートをとっているときは、ノートをとることに集中してしまい、その内容を理解して自分の頭に入れるのは授業後、ノートを見返すときです。
しかし、公務員試験の場合はノートをとらなくても、覚えるべき内容は参考書に書いてあります。
つまり、講義を聞いてノートをとらなくても、参考書をさっと読んで内容を理解し、あとは過去問を繰り返し解けば、それで十分実力はつくのです。
あとは自分のペースでどんどん勉強を進めていき、繰り返し過去問を解いていけば良いのです。
独学で勉強すると、予備校のペースに縛られずに自分で勉強を進めていくことができる。これが大きな利点となります。
独学で取り組むための参考書が揃っている
公務員試験はこれまでの膨大な過去問があり、色々な出版社、予備校から様々な問題集や参考書が出版されています。
独学で勉強を進めていくうえで十分な量、質の参考書が揃っているので、まったく問題なく独学で公務員試験を突破することができます。
また、参考書選びの点でも独学でやるメリットがあります。
それは、各科目において、いくつもの参考書の中からベストの参考書を選ぶことができるという点です。
予備校の講座の場合、参考書はすべて予備校で用意したものを使用します。しかし、予備校が用意したものの中に、自分に合わない参考書やテキストがあるかもしれません。予備校のテキストがすべての科目においてベストとは限らないのです。
さらに、用意された膨大な量のテキストの内容を、すべて完璧に自分の実力として昇華することができるでしょうか。それは簡単なことではありません。
独学の場合は、自分に合った参考書を各科目で選ぶことができますし、自分のキャパシティに合わない量の参考書を抱えて、パンクしてしまうこともありません。
必要最低限の参考書で、効率よく勉強を進めていくことが出来るのです。
自分の「個」の力が身につく
公務員試験は長丁場の大変な闘いです。
予備校に入れば、仲間と共に励ましあい、刺激を受けながら勉強を進めていくことができるでしょう。
しかし、予備校には中学や高校と同じような危険が潜んでいます。
それは、予備校に通うだけで勉強した気になってしまうことです。
目的がいつのまにか、公務員試験に合格することから、予備校に通って、仲間たちと一緒に講義を受けることに変わってしまうのです。
それではいつまでたっても公務員試験に合格する力は身に付きません。
独学でやる場合は、予備校のように仲間がいない分、孤独な闘いになります。
しかし、予備校の講義に縛られない分、効率的に時間を使うことが出来ます。
予備校に通う場合は、移動時間や講義の待ち時間など、積み重なるとかなりのタイムロスになりますが、独学であれば、その時間をフルに活用することが出来ます。
予備校に通うにしろ、独学で勉強するにしろ、公務員試験を突破するためには強い意志が必要です。
そして、独学で公務員試験を突破できたときには、あなたに大きな「個」の力が身についているはずです。
それは、公務員試験だけでなく、今後の人生においても大いに役立つと思います。
「個」の力とはつまり、自分を律し、自分で考え、自分で行動できる力です。
その力はあなたが公務員になり、地方自治体という大きな集団の中にいても、周囲の信頼を得て、必ず光ってきます。
独学で公務員試験を突破するということは、人間力を成長させるという点でも大きな役割を果たしてくれますよ!
まとめ
私が独学を選択した理由をお伝えさせていただきました。
独学で公務員試験に挑むことに私も最初は不安がありましたが、やはり独学で勉強して良かったと思います。
そして、冒頭でも述べましたが、公務員試験は独学でも十分突破可能な試験です!
私以外にも独学で公務員試験を突破した方は大勢います。
なので、不安を感じずに、勇気を持って、独学での公務員試験に是非挑戦してみてください!