公務員試験って既卒でも受かるの?何歳まで受けられるの?
こんにちは!ハジメです!
今回は地方公務員の受験資格・受験できる年齢について詳しくお話したいと思います。
これから公務員になりたいと考えているが、
- 自分の年齢で試験を受けられるのか
- 実際に試験を受けて本当に合格できるのか
などといった年齢の面で公務員試験に不安を抱えている方、この記事を読んで少しでも
不安を払拭していただければ幸いです。
公務員試験の受験資格はたった1つ!
地方公務員の採用試験は各々の地方自治体で毎年行われています。
その公務員試験の受験資格はどんなものなのでしょうか?
実は受験資格はたった1つ!
年齢制限を満たしていること。これだけなんです!
もちろん、福祉職や心理職など、専門の資格を必要としている職種はあります。
しかし、それ以外の事務職や技術職については受験資格は年齢制限を満たしていればそれで足りるのです!
では、その肝心の年齢制限、いったい何歳まで受験することができるのでしょうか?
年齢制限を詳しく確認できるサイトがありましたので、こちらをご覧になってみてください。
20代後半~30代を上限としている自治体がほとんどですね。
年齢の上限がかなり緩く設定されていることが確認できると思います。
公務員という職種は、ある程度幅広い世代が受験できるように間口を広く設定しているようですね。
さらに、最近は年齢の上限を緩和する自治体も増えてきています。
少子高齢化や東京一極集中などの日本社会の背景を受けて、各自治体が人材確保のために色々と工夫しているということなのでしょう。
逆に言えば、地方の自治体はそれほど人材が不足しているということです。
例えば、東京の一般企業で働いている人が、地方移住やUターンの目的で、地方の自治体の採用試験を受けて合格したとします。
これは自治体側からすれば、他県から優秀な人材を確保できて、なおかつ人口を増やすことができるので一石二鳥です。
このように自治体が間口を広げる動きをしている今は、公務員になるチャンスと言えるでしょう。
そして、受験資格は年齢制限だけなので、その上限に達するまでは何度でも試験を受けることが出来るのです。
1回失敗してしまったらそこで終わりというわけではありません。
このような状況から考えると、公務員になるチャンスというのは、決して限定的なものではないということが言えると思います。
既卒こそ公務員を目指せ!
日本で一般企業に就職しようと考えた場合、大きな武器となるのは
「新卒であること」ですよね。
日本社会では、新卒で採用した若い人材を育てあげて、定年退職まで会社の戦力として仕事を全うしてもらうという構造が浸透しているため、既卒の方や転職組の就職が難しくなっています。
ひと昔前と比べれば、だいぶ構造が変わってきているのかもしれませんが、それでも一般企業に就職することにおいては、新卒であることが大きなメリットであり、既卒であることは大きなデメリットです。
就職に失敗した大学生が、新卒という肩書きを無くさないために留年して、再度就職試験を受けなおすというパターンも一般企業ならではのものですね。
しかし、公務員においてはどうでしょうか。受験資格は年齢制限を満たしていること。
これだけです!
新卒であること、大学卒業後〇年以内であること、という受験資格は一切ありません。
新卒も、既卒も、転職組も、年齢制限さえ満たしていれば平等に受験することが出来るのが公務員試験なんです。
そして、その年齢の上限は20代後半から30代、あるいはそれ以上の年齢でも受験することができる自治体もあります。
私自身も大学卒業後、ワーキングホリデーに行き、帰国後、一般企業での職歴が全く無い状態で公務員試験を受験し、合格することができました。
一般企業に比べて、既卒の方や転職組にも、平等に入口が開かれているのが公務員試験なんです。
実は多い!社会人経験者や第2新卒の転職組!
公務員試験は、各自治体で毎年の採用試験の結果が公表されています。
そこには、受験者数が〇人でそのうちの合格者が〇人、受験倍率が 〇倍で...といったことが記載されています。
しかし残念ながら、受験者や合格者の年齢層や、新卒・既卒・転職組の割合などは記載されていません。
なので、これはあくまで私が個人的に感じたことになるのですが、私が実際に地方公務員として働き始めて驚いたことがあります。
それは、社会人経験者や第2新卒の転職組、既卒の職員が想像よりも多かったということです。
同期の中にも、一般企業から転職してきた方や、元々は別の自治体で務めていたが、公務員試験を受けなおしてきた方など、既卒や転職組がたくさんいました。
上司でも、色々と話をしていると、実は転職組という方が予想以上に多い印象です。
職員の割合で言えば、もちろん新卒組の方が多いのかもしれませんが、それはやはり受験者の割合も新卒が多いので、当然のことなのでしょう。
新卒組と既卒・転職組における受験者の割合・合格者の割合は、だいたい同じくらいなのかなと私は感じました。
それはやはり、公務員試験が既卒・転職組にも、平等に入口が開かれているということなのだと思います。
まとめ
公務員の受験資格・受験できる年齢について詳しくお話させて頂きました。
これから公務員に転職を考えている方や、大学卒業から数年経っている既卒の方、皆さんの先輩で同じように公務員試験を受験し、合格して立派に働いている職員はたくさんいます。
受験資格である年齢の上限に達していない人物を、公平に審査して採用する。
これが公務員試験なのです。
不安を感じる必要はまったくありません。
これまでの自分、そしてこれから公務員試験を受けようとしている自分に自信を持って、平等に入口が開かれている公務員試験に挑んでみてください。