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社会人経験ナシのフリーターが半年の勉強期間で独学で地方上級の公務員試験に合格した勉強法

筆記試験対策講座①:独学での公務員試験勉強。大切なのは〇〇〇〇と〇〇〇〇!

こんにちは!ハジメです!

 

公務員として働くためには採用試験を突破

しなければなりません。

採用試験の中でも、1次試験で待ち構えて

いるのが筆記試験です。

 

地方上級の公務員試験であれば、合格する

ために必要な勉強時間はおよそ1,000時間

言われています。

 

そして、筆記試験の科目数は教養・専門を

合わせれば約30科目です。

確かに30科目もガッツリ勉強すれば

1,000時間くらいはかかるだろうと

思った方もいるでしょう。

 

しかし、その1,000時間を30科目に満遍なく

費やしたとすると、とても非効率ですし

合格からはどんどん遠ざかっていって

しまうでしょう。

 

では、合格に近づいていくためにはどのように

勉強していけば良いのでしょうか。

 

今回は、独学で公務員試験を勉強するうえで

重要な2点について、地方上級の公務員試験を

受験する前提でお話させて頂きます。

 

この記事の内容をしっかりと実践していけば

筆記試験突破に確実に近づいていきます。

ぜひ参考にしてください。

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教養・専門それぞれの配点

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まず、地方上級の筆記試験は教養試験と

専門試験に分かれています。

 

教養試験の科目と、科目ごとの出題数は

下記のとおりです。

※地方上級(全国型)の場合

 

【一般知能 26問】

〇数的処理 17問

数的推理 6・判断推理 9・資料解釈 1)

〇文章理解 9問

(現代文 3・英文 5・古文 1)

 

【一般知識 24問】

〇人文科学 6問

(日本史 2・世界史 2・地理 2)

〇自然科学 7問

(数学 1・物理 1・化学 2・生物 2・地学 1)

〇社会科学 11問

(政治 1・経済 3・法律 3・社会 4)

 

出題数は50問全問必須回答です。

 

専門試験の科目と、科目ごとの出題数は

下記のとおりです。

※地方上級(全国型)の場合

 

【法律系 17問】

憲法4・行政法5・民法4・刑法2・労働法2

 

【経済系 14問】

経済原論9・財政学3・経営学2

 

【行政系 9問】

政治学2・行政学2・国際関係2・社会政策3

 

出題数は40問全問必須回答です。

 

各科目でどんな問題が出題されるかは

こちらの記事を参照してください。↓

tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

 

ポイント1:優先順位を定める

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上記の教養・専門それぞれの科目と科目ごとの

出題数をご覧いただくとわかるかと思いますが

各科目によって出題数が全然違います。

 

全ての科目を満遍なく勉強すると、出題数が

少ない科目については、かなり余計に勉強して

しまうことがわかります。

 

効率的に得点できる能力を身に着けるためには

勉強する科目の優先順位を定めること

とても重要です。

 

それでは教養試験・専門試験それぞれで優先

するべき科目について解説していきます。

 

【教養試験の優先順位】

教養試験で優先的にやらなければいけないのは

数的処理文章理解、そして社会科学です。

これらの3つの分野の問題数を合計すると

全50問中37問、全体の70%以上です!

 

仮にこれらの分野で全問正解できたとすれば

十分合格ラインを超えることが出来ます。

それ程これらの3つの分野が

教養試験のなのです。

 

数的処理については過去問を使って解法の

テクニックを覚えなければいけません。

1番時間をかけて勉強するようにしましょう。

教養試験の勉強量のうち5~6割は数的処理の

勉強に割いて妥当だと思います。

 

文章理解は現代文・英文・古文の3つに

分かれていますが、文章理解は答えが

問題文の中に隠れている問題です。

しっかり答えを見つけられるように

練習しましょう。

 

社会科学は専門試験で出題される政治や法律の

問題が出題されるので、専門試験の勉強で補う

ことができる分、それほど時間は割かなくても

大丈夫です。

 

しかし、時事問題が出題されることが多いので

直近の時事問題をしっかり勉強しましょう。

 

勉強量のおおよその割合としては

全体を10とすると

数的処理 文章理解 社会科学 その他
      5        1       2      2

 このくらいが目安になるでしょう。

 

【専門科目の優先順位】

専門科目で優先的にやらなければいけないのは

憲法民法行政法・経済原論の4つです。

これらの4つの科目で全40問中22問を占めて

います。全体の半分以上ですね。

 

これらの4つの科目のうち

民法民法民法に分かれています。

経済原論はミクロ経済マクロ経済

分かれています。

 

よって4つの科目と言いつつ、実質6つ

科目を勉強することになります。

これらの科目で専門試験の勉強量の

6~7割を割いても妥当でしょう。

 

残りの3~4割を残りの科目の勉強に

割くイメージで良いと思います。

 

 

ポイント2:捨てるべき科目は捨てる

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ポイント1で教養・専門それぞれで、どの科目

を優先して勉強するべきかお話しました。

それでは優先順位の低い残りの科目は

どのように対応すれば良いのでしょうか?

 

結論を申し上げると

優先順位の低い科目のうち勉強効率の悪い科目

捨て科目にしてください。

 

勉強効率の悪い科目とは、その科目に割く

勉強時間・勉強量の割に配点が低い、または

得点することが難しい科目のことです。

 

例えば教養科目であれば、数学や物理は

1問しか出題されません。理系出身で

数学・物理が得意な人であればさらっと

勉強するだけで得点できるかもしれませんが

文系の人がこの1問のために1から勉強を

するのは明らかに非効率です。

 

このような科目に時間を割いて勉強をすると

他の重要科目に充てる時間が減ってしまうので

思い切って勉強することをやめましょう。

いわゆる捨て科目にしてしまうのです。

 

教養試験であれば物理・数学・化学のうち

1つか2つ、日本史・世界史のうちどちらかは

捨てても大丈夫でしょう。

 

専門試験であれば、刑法・労働法・経営学

国際関係のうち、いくつかを捨て科目にしても

構わないと思います。

 

捨て科目については、完全に捨ててしまっても

構いませんが、優先順位の高い科目を勉強して

それでも時間に余裕がある場合は、基本事項を

押さえて挑むくらいのスタンスでいると

良いと思います。

 

 

まとめ

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今回は、公務員試験の勉強をするうえで

大切な2つのこと、優先順位取捨選択

についてお話させて頂きました。

 

この記事で解説したポイントを基に

筆記試験の各科目をまとめた表が

下記になります。↓

 

【教養科目】

優先度

科目
A 数的処理、文章理解、社会科学
B 地理、日本史or世界史、生物、地学
C 日本史or世界史、数学、物理、化学

【専門科目】

優先度

科目
A 憲法行政法民法、経済原論
B 財政学、政治学行政学、社会政策
C 刑法、労働法、経営学、国際関係

A : 時間を割いて必ずやるべき科目

B : Aの合間で勉強するべき科目

C : 捨て科目or余裕があればするべき科目

 

この優先順位表を参考にして勉強に

取り組んでみてください。余裕のある方は

ご自身で表をカスタマイズしてみると

良いと思います。

 

筆記試験の勉強は大変ですが、優先順位を

決めることと取捨選択をしっかりすれば

うまく勉強時間を削減することができます。

 

効率的に勉強を進めて

合格を勝ち取りましょう!!