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社会人経験ナシのフリーターが半年の勉強期間で独学で地方上級の公務員試験に合格した勉強法

第一関門は筆記試験!その全貌とは!?注意すべきポイントは?

こんにちは!ハジメです!

 

国家公務員、地方公務員、他にも消防士や

警察官、自衛官など公務員にも様々な種類

がありますが、どの公務員になるにしても

必ず突破しなければならないのが

この筆記試験です。

 

筆記試験はどの公務員試験においても

一番最初に待ち構えています。

この第一関門を突破しなければ

面接を受けることすらできません。

  

今回は、公務員試験の第一関門である筆記試験

について、地方公務員試験を中心にして詳しく

解説していきます。

 

この記事で、筆記試験の注意点を把握し

その全貌を掴んでいただければと思います。

 

※地方公務員試験で突破しなければ

ならない5つの関門については

こちらの記事を参照してください。↓tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

 

 

 

筆記試験の概要

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筆記試験は全て5択のマークシート形式

教養試験専門試験の2つに分かれています。

 

地方公務員試験であれば自治体によっては

教養試験のみという自治体もありますが

たいていの自治体は専門試験もあります。

 

自分の志望する自治体の受験案内をしっかりと

確認して、専門試験まである自治体であれば

しっかりと専門試験も対策しましょう。

 

今回は専門試験まで受けるという前提で

お話させていただきます。

 

筆記試験は1日かけて実施されます。

だいたい教養試験午前、お昼休憩を挟んで

専門試験午後に行われます。

 

ここで筆記試験における2つのポイント

お伝えします。

 

1つ目のポイントは、筆記試験を受験する際に

服装は自由で良いということです。

堅苦しいスーツで、ガチガチの状態で受験

しなくても、私服でリラックスした状態で

受験して大丈夫なのです。

 

2つ目のポイントは、午前教養試験

午後専門試験があるという点です。

 

教養試験は計算したり、パズルを解くような

頭を回転させなければならない問題が数多く

出題されます。

 

1つ1つの問題で計算したり、文章を

読み込んだりして時間がかかるので

サクサクと問題を解き進めていき、制限時間内

に全ての問題を解き切ること重要です。

 

また、教養試験は午前中に実施され、かつ

スピード重視で頭をフルに回転させなければ

いけないので、寝起きの頭がボケている状態

ではなく、しっかりと目を覚ましておくこと

重要になります。

 

専門試験の方は、多くの問題がその科目について

単純に知識を問われるものなので、1問の問題を

解くのにそれほど時間がかかりません。

 

わかる問題はすぐにわかりますし、わからない

問題はいくら頭を悩ませてもわかりません。

 

よって専門試験はスピードよりも、知識量重視

されます。わかる・わからないの判断がパッと

できるので、わかる問題を増やせるように事前に

しっかりと対策しておくこと重要になります。

 

あとは、専門試験は午後に実施されるので

試験中に眠くならないように、お昼ご飯は

控えめにすることも重要ですね!(笑)

 

 

教養試験の科目について

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教養試験とひと口に言っても、実際に

どのような問題が出題されるのでしょうか。

教養試験の分野は大きく分けると

一般知能一般知識の2つに分かれます。

 

一般知能と一般知識のそれぞれの科目と

科目ごとの出題数は下記のとおりです。

※地方上級(全国型)の場合

 

【一般知能 26問】

〇数的処理 17問

数的推理 6・判断推理 9・資料解釈 1)

〇文章理解 9問

(現代文 3・英文 5・古文 1)

 

【一般知識 24問】

〇人文科学 6問

(日本史 2・世界史 2・地理 2)

〇自然科学 7問

(数学 1・物理 1・化学 2・生物 2・地学 1)

〇社会科学 11問

(政治 1・経済 3・法律 3・社会 4)

 

出題数は50問全問必須回答です。

 

一般知能の問題のうち、数的推理判断推理

については、言葉だけではどのような分野の

問題なのかピンとこないのかなと思います。

 

数的推理は速さや確率など、高校までに学習した

数学の基本的な知識やテクニックを使って解く

問題です。

 

判断推理は、与えられた条件を図表などに

整理して、情報をまとめ推理していく問題です。

パズルやクイズの要素があります。

 

一般知識の問題は、高校までに各科目で学習した

内容や社会的な時事問題等が出題されます。

 

教養試験の注目ポイントは何といっても

数的処理・文章理解の一般知能分野だけで

出題数の半分以上を占めているという点です。

 

この一般知能の分野をいかに多く得点できるか

が教養試験の出来を大きく左右します。

数的処理・文章理解は満点を取るくらいの

気持ちでしっかりと対策して挑みましょう。

 

一般知識の分野については、科目数が多く

全てを完璧に準備することは難しいです。

自分が高校時代に選択していない科目も

あるでしょう。

 

ただ、社会科学の問題は、出題数も多く

専門試験の範囲と内容が被るので

得点しやすい分野となっています。

 

一般知能は社会科学で得点を稼ぎ

人文科学や自然科学の分野は自分の

得意科目でしっかりと得点できるように

対策して挑みましょう。

 

 

専門試験の科目について

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専門試験はその名のとおり、法律経済など

専門的な分野の問題が出題されます。

分野は大きく法律系・経済系・行政系

の3つに分かれます。

 

それぞれの分野の科目と、科目ごとの出題数は

下記のとおりです。

※地方上級(全国型)の場合

 

【法律系 17問】

憲法 4・行政法 5・民法 4・刑法 2・労働法 2

 

【経済系 14問】

経済原論 9・財政学 3・経営学 2

 

【行政系 9問】

政治学 2・行政学 2・国際関係 2・社会政策 3

 

出題数は40問全問必須回答です。

 

法律系の問題は、それぞれの法律について

過去の判例をもとに正誤を問う問題が出題

されます。

 

憲法行政法民法は出題数が多いので

しっかりと対策し、ここで得点を稼げるように

しましょう。

 

経済系の問題は、財政学経営学については

暗記が中心となるのですが、経済原論については

ミクロ経済・マクロ経済に分かれていて

計算問題があるので、苦手意識を持つ方が

多い分野です。

 

しかし難しい計算をするわけではないので

しっかりと理解し、対策すればちゃんと得点

出来ます。経済原論は出題数が多く、捨て科目に

出来ないので、しっかり準備して挑みましょう。

 

行政系科目については、それぞれの科目において

過去の学者が唱えた説の正誤を答える問題が多い

です。あとは、時事問題も出題されたりするので

時事についてしっかり押さえておきましょう。

 

専門試験突破のカギは、やはり出題数が多い

主要科目の憲法民法行政法・経済原論で

どれほど得点できるかです。

 

これらの問題だけで全40問のうち

半分以上の22問出題されるので

しっかりと勉強することが必要です。

 

その他の科目については、基本をしっかりと

押さえておくだけでも得点のチャンスがある

科目もあります。

 

いくつかは捨て科目にしても大丈夫ですが

基本的事項について広く網羅し、得点の

チャンスを狙っていくようにしましょう。

 

 

まとめ

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地方公務員試験における筆記試験について

その全貌注意点についてお伝えさせて

頂きました。

 

何事においてもそうですが、公務員試験に

おいてもやはり、いかにして事前に情報と

知識を収集できるか合否のカギになって

くると思います。

 

しっかりと準備・対策して、自信を持って

筆記試験に臨むようにしましょう!

 

この記事が、これから公務員試験を受験する

方々の情報収集の一助になれば幸いです。