✨✏️公務員試験独学突破📖✨サポートステーション

公務員試験独学突破!サポートステーション

社会人経験ナシのフリーターが半年の勉強期間で独学で地方上級の公務員試験に合格した勉強法

地方公務員試験で突破しなければならない5つの関門!

こんにちは!ハジメです!

 

公務員試験は大きく分けると

国家公務員地方公務員の試験に分かれます。

 

国家公務員の採用試験は、地方公務員試験と違い

最終合格した後に、官庁訪問という、各府省にて

行う採用面接が待ち構えています。

 

地方公務員試験においても特別区(東京23区)

の採用試験は、最終合格後に区面接という

採用される区が決まる面接試験が待ち構えて

いるのですが、これは特別区の採用試験

独自の特殊なものです。

 

それ以外の地方公務員試験については採用試験を

突破して、最終合格を勝ち取ればそこで採用と

なるのですが、最終合格に至るまでには

いくつかの関門を突破しなければなりません。

 

その関門も自治体によって違うのですが

今回は、比較的ノーマルな地方公務員の

採用試験において、突破しなければならない

5つの関門についてお話します。

 

この記事を読んで、地方公務員試験について

イメージを掴んでいただければと思います。

 

 

 

 

第一関門:筆記試験

f:id:tihoukoumuinshiken:20200216013502j:plain

第一関門筆記試験です。

ぶっちゃけここが最初にして最大の関門です。

この最初の関門を突破するために

受験者は何百時間も勉強します。

それでも多くの受験者はここで脱落します。

 

筆記試験は、教養試験専門試験

分かれています。自治体によっては教養試験だけ

実施するところもありますが、地方上級の

採用試験はたいてい専門試験もあります。

 

教養試験は文章理解や時事問題、あとは

数的処理という数学パズルのような問題や

判断推理というパズル・脳トレのような問題

など一般教養レベルの問題が出題されます。

 

一般教養レベルだから大して勉強しなくても

解けるでしょうと安易に考えてはいけません。

勉強しないで挑めば、ほとんど解けずに

当日に絶望することでしょう。

教養試験といっても、しっかりとした対策

必要になります。

 

専門試験は法律や経済に関することなど

専門的な問題が出題されます。

 

こちらは専門試験というだけあって

専門分野の問題が出題されるので

ちゃんと勉強しなければ

まったくと言っていいほど解けません。

 

筆記試験は1日かけて実施されます。

だいたい教養試験が午前、お昼休憩を挟んで 

専門試験が午後に行われます。

 

一般的に6割得点すればボーダーライン

7割得点すれば筆記試験は突破できるだろう

と言われています。

 

合格ラインに到達するためには

それなりの勉強量が必要になります。

しかしここ突破すれば、最終合格に向けて

大きく前進できるので、しっかりと準備して

筆記試験に挑みましょう。

 

 

第二関門:論文試験

f:id:tihoukoumuinshiken:20200216013602j:plain

筆記試験を突破した受験者を待ち構えているのが

この論文試験です。

 

特別区(東京23区)等では筆記試験と同日に

一次試験の中で論文試験が実施されるので

注意が必要ですが、ほとんどの地方公務員試験

では、一次試験は5択問題の筆記試験のみで

二次試験以降に論文があります。

 

論文試験は、与えられたテーマについて

自分の考えを文章で述べる試験です。

 

制限時間字数が決まっていて、自治体によって

微妙に違いますが、だいたい制限時間は60分

字数は1,000字程度で課される自治体が

多いのかなと思います。

 

テーマは各自治体とも毎年違うのですが

自治体で力を入れている施策や、世間的に話題に

なっている時事問題、他にも職場内でのコミュニ

ケーションやコンプライアンスなどについて

意見を述べるような問題が出題されます。

 

筆記試験や面接試験に比べると配点は少ない

ですが、だからと言って油断し、何も考えずに

挑むと、字数が足りなかったり、構成が

めちゃくちゃで減点されてしまい、他の受験者と

思わぬところで差がついてしまいます。

 

しっかりと準備し、確実に得点できるように

十分な対策をしてから挑むようにしましょう。

 

 

第三関門:集団面接

f:id:tihoukoumuinshiken:20200216013756j:plain

集団面接は数人で面接室に入り、合同で

面接を受けるというものです。

 

自治体によって、論文試験や後述する集団討論と

同日に実施されたりする場合もあります。

個別面接の代わりに集団面接のみを行う

自治体もあります。

 

集団面接は、1つの質問を受けて

受験者が順番に回答していきます。

その流れを数問繰り返して終了する

という流れになっています。

 

集団面接は数人が合同で面接を受けるので

個別面接とは違う難しさがあります。

 

1つの質問に受験者が順番で回答していくので

各々の受験者が回答できる時間は限られます。

回答があまりに簡潔すぎても印象が薄く

なりますし、長すぎると逆に悪目立ちします。

 

また、回答する順番もランダムに指される

自治体がほとんどだと思います。

 

最初に回答するか、中間で回答するか、それとも

最後に回答するのかで、回答を考える時間

回答の仕方微妙に変わってきます。

 

周囲の受験者との調和をとりながら、いかにして

面接官に好印象を与えるかが重要になります。

 

 

第四関門:集団討論

f:id:tihoukoumuinshiken:20200216014550j:plain

集団討論は、数人の受験者で、与えられた

テーマについて議論を交わし、その様子を

試験官が観察するというものです。

 

役割は主に司会・タイムキーパー・書記

分けられ、それ以外の人は討論者になります。

役割が試験官から事前に与えられる場合もあれば

自分たちで決めて進行していく場合もあります。

 

与えられたテーマについて、結論を出して

最後に発表するパターンもあれば、結論を

出さずに、ある程度時間が経過したら、試験官

から終了の合図がある場合もあります。

 

どのようなパターンにしても、受験者が

役割に分かれて討論をし、それを面接官が

観察して採点するということは同じです。

 

ここでも重要になってくるのは、集団面接と

同様で、周囲の受験者との調和の中で

いかにして試験官に好印象を与えるかです。

 

どの役割を与えられても、しっかりと役割を

こなせる対応力、悪目立ちしないための

空気を読む力、そして討論を周囲と協力して

良い方向に持っていくコミュニケーション能力

が問われる試験です。

 

 

最終関門:個別面接

f:id:tihoukoumuinshiken:20200216014714j:plain

公務員試験の一番最後に待っている

大きな山場がこの個別面接です。

 

二次試験の中で間違いなく一番配点比率が大きく

合否を決めるうえで一番重要視されているのが

この個別面接です。

 

公務員試験も人物重視になってきているので

個別面接の重要性はとても高いです。

 

地方公務員は、国家公務員と比べて人物重視の

傾向が強いと言われているのですが、自治体に

よっては、個別面接が全試験科目の中で最も

配点比率が高い自治体もあるでしょう。

 

個別面接は面接官との対話の時間です。

面接官は数人いて、それぞれが順番に質問をして

それに対して回答していきます。

 

面接時間は人によって違います。

15分で終わる人もいれば、30分以上話している

人もいますが、面接時間が長ければ良いという

ものでもないでしょう。

 

集団面接では1つの質問に対して回答して

そこで会話のキャッチボールが終わり

というのが大まかな流れでしたが

個別面接の場合は1つの質問に対して

会話のキャッチボールが何往復もある

まさに「対話」になります。

 

その「対話」をいかにしてスムーズに行い

面接官に好印象を与えるかが重要になります。

そのためには、事前に想定質問に対する回答を

しっかりと考え、自治体の研究を行い

十分な面接練習をして挑む必要があります。

 

この最終関門を乗り越えれば全試験日程が終了し

あとは合格発表を待つだけとなります。

 

 

まとめ

f:id:tihoukoumuinshiken:20200202212449j:plain

地方公務員試験で突破しなければならない

5つの関門についてお話させて頂きました。

 

試験科目や日程、順番等は各自治体によって

違うので、5つの関門のうち、どれかが

無かったり 、2つを同日で実施したりという

ようにパターンは様々だと思います。

 

自分の志望する自治体の受験科目をしっかりと

確認して、どの関門が待ち受けていたとしても

突破できるようにしっかりと対策しましょう!