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社会人経験ナシのフリーターが半年の勉強期間で独学で地方上級の公務員試験に合格した勉強法

第二関門は論文試験!高得点をとるためのポイントとは!?

こんにちは!ハジメです!

 

時間をかけて勉強に励み、やっとの思いで

1次試験の筆記を突破した受験者を

待ち構えているのが2次試験です。

 

2次試験の内容は国家と地方で違いますし

地方公務員の中でも自治体によってバラバラ

なのですが、ほとんどの自治体で実施される

のが論文試験です。

特別区など一部、1次試験で論文試験を

行う自治体もあります。

 

今回は、この論文試験について詳しく解説を

していこうと思います。

この記事で論文試験についてしっかりと

理解を深めておきましょう!

 

※地方公務員試験で突破しなければ

ならない5つの関門については

こちらの記事を参照してください。↓

tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

 

 

 

論文試験の概要

 

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まず、論文試験がどのようなものかというと

与えられたテーマについて制限時間・制限字数

の中で自分の意見・主張を述べ、それについて

根拠や理由を論理的に示すというものです。

 

制限時間と字数は各自治体によって違いますが

一般的に制限時間60分~90分

字数800字~1,200字程度で出題されます。

60分で1,000字を目安にすると良いと思います。

 

出題されるテーマは、各々の自治体で違いますし

年度によっても異なってきます。

 

具体例を挙げると、自治体で力を入れている

施策や、世間的に話題になっている時事問題

他にも職場内でのコミュニケーションや

コンプライアンスなどについて意見を述べる

ような問題が出題されます。

 

実際の出題例は下記のようなものです。

 

例題1:千葉県採用試験 平成30年度

幸福度や、孤独のもたらす社会の損失など

従来とは異なる視点を用いて政策を考える

試みがある。そのような新しい政策的視点の

有効性と課題となる点について論じなさい。

(幸福度、孤独のもたらす社会の損失は

例示であり、その他の政策的視点について

論じてもよい)

 

例題2:愛知県採用試験 平成31年

あなたの考える県民の幸福とは何か。

また、それを高めるために県は何をすべきか。

 

論文試験の例題や過去に出題された問題は

ほとんどの自治体がホームページで公開

しています。

 

自治体で出題の仕方や、問題の傾向が異なる

ので、自分の志望する自治体のホームページは

事前にしっかりと確認して、傾向を掴み

対策を練るようにしましょう。

 

試験全体における論文試験の配点は

自治体によって異なるので一概には言えない

のですが、国家一般職(大卒程度)の行政区分

1/9であることから、地方公務員試験に

おいても、おおよそその程度かなと思います。

 

しかし、地方公務員は国家公務員よりも

人物重視の傾向があるので、論文試験の配点が

国家公務員よりも高い自治体がある可能性も

十分考えられます。

 

1次試験の点数が2次試験以降はリセット

されるリセット方式で採用試験を実施している

自治体もあるので、そのような自治体では

論文試験の重要性も高くなりますね。

 

とにかく、論文試験においても他の試験と

同様に、高得点を取れるようにしっかりと

対策することが重要です!

 

 

最低限おさえるべきポイント

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論文試験を受ける際に、最低限気を付けるべき

ポイントが2つあります。

 

1つ目のポイントは、指定された文字数に対して

記述量が過剰に多かったり少なかったり

ならないようにすることです。

 

〇字以上〇字以内と指定されているのであれば

その範囲内の文字数に収めなければならない

ですし、〇字程度と指定されているのであれば

指定された文字数の9割、最低でも8割

埋めなければいけません。

 

文字数が指定された数字とあまりにずれている

場合は、それだけで採点すらされない可能性も

あります。そうすると論文の採点がゼロとなり

かなり不利な状況となるので気を付けましょう。

 

2つ目のポイントは、誤字・脱字と変な文法を

記述しないように気を付けることです。

 

誤字・脱字があまりに多かったり、話し言葉

記述したりすると、それだけで減点されて

しまいます。「あんまり」や「やっぱり」

のような話し言葉を書かないように

事前に話し言葉と書き言葉の区別をしっかり

つけておきましょう。

 

また、論文なので文末は「~です。」

「~と思います」というような書き方ではなくて

「~だ。」「~である。」という書き方で

統一するようにしましょう。

 

 

高得点をとるために重要なポイント

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最低限気を付けるべきポイントは確認できた

かと思います。では、論文で高得点をとる

ためにはどうすれば良いのでしょうか。

高得点をとるために重要な点も2つあります。

 

1つ目のポイント構成です。

論文試験でしっかりと得点できる構成は

下記の5つに分かれます。

①定義 ②背景 ③問題点 ④解決策 ⑤まとめ

 

①~③については、論文の導入部分で

全体の3割程度を埋めるようにしましょう。

が自分の意見・主張を述べるメイン

部分で、全体の6割程度記述します。

そしてのまとめで1割程度記述して

論文を締めくくります。

 

構成をするときの注意点

論文を書きながら構成を考えるのではなく

書く前に構成を考え、論文の設計図が

ある程度固まってから書き始めることです。

 

闇雲に書き始めると、論点がずれたり

指定された字数から大幅にずれたりするので

焦って書き始めずに、まずは余白にメモを

とって、しっかりと構成を固めるように

しましょう。

 

2つ目のポイント内容です。

与えられたテーマに対して中身の濃い内容で

しっかりと意見が述べられていれば

高得点を狙うことができます。

 

逆に述べられている意見があまりに飛躍して

いたり、一般的な考えとずれていたりすると

公務員としてふさわしくないと捉えられ

減点されてしまう可能性があります。

 

試験官が納得し、感心してもらえるような

論文にするためには、やはり日頃のニュースを

見て、時事問題に対して自分の意見をすぐに

答えられるように練習しておくこと

重要になるでしょう。

 

ニュースを見たり、誰かと会話するときに

そのテーマについて、問題点や自分なりの意見を

意識して日常的に過ごすだけでも、論文試験の

成績はだいぶ変わってくると思いますよ。

 

 

まとめ

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論文試験で気を付けるべきポイントについて

お話させていただきました。

 

論文をしっかり記述することができれば

高得点をもらえてそれがアドバンテージ

なります。

 

しかし論文試験は配点がそれほど大きい割合

を占めているわけではないので、あまり過剰

に論文対策に時間を割いてしまうと、他の

試験もある中で非効率になってしまいます。

 

日頃からニュースを見るときに少し意識する

だけでも良い練習になりますし、論文の

対策に要する時間を短縮できるでしょう。

 

論文をうまく書くことができれば

次に続く試験に前向きに望むことができるので

自分で納得できる論文を書けるように

効率的に対策を進めていきましょう!