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社会人経験ナシのフリーターが半年の勉強期間で独学で地方上級の公務員試験に合格した勉強法

公務員ってなに?どんな仕事?私が地方公務員を選んだ理由

こんにちは!ハジメです!

 

世の中には多種多様な職種がありますが、その中でも公務員という仕事は人気の職種です。ただ一口に公務員と言っても、その種類は多種多様で、仕事内容働く環境もそれぞれ異なります。公立学校の教員や警察官、消防士などの公安職、他にも自衛隊海上保安官なども公務員というカテゴリーの中に入ります。

 

今回はその中でも、いわゆる公務員試験を突破するとなることができる「役所」で働く公務員、さらにその中でも地方自治体に勤める地方公務員という職種をピックアップしてお話していきます。

 

現在の職種に満足しておらず転職を考えている方、これから就職活動をする方、公務員を目指しているがどの公務員になれば良いか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

 

 

私が地方公務員を選んだ理由

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まず結論から申し上げますと、私は以下のような理由で地方公務員を選択しました。

 

  • 自分の好きな都市に住んで仕事ができる
  • 将来、家族ができたときに家族を守る大きい力になる
  • 国家公務員と比較して試験の難易度が低い                                                       

 

公務員の種類を大きく分けると国家公務員地方公務員に分けることができます。

まずはこの2つの違いをざっくりと解説し、その後、地方公務員を選択した理由についてそれぞれ解説していきましょう。

 

国家公務員と地方公務員の違い

簡単に言うと、国家公務員は中央省庁やその出先機関に勤務し、国家公務員試験に合格することでなることができます。

 

国家公務員試験は大きく分けると総合職・一般職・専門職の3つに分かれています。

 

総合職は将来の幹部候補で、政策の企画・立案、法律の制定・改廃など重要なポストを担う、いわゆるキャリア官僚と呼ばれる職です。キャリア官僚と呼ばれるだけあって、総合職は年収がとても高いですが、その分試験難易度も難しく残業もとても多いようです。霞ヶ関の中央官庁が不夜城と呼ばれているのは有名な話ですね。

 

一般職は中堅幹部候補として、本省庁で企画・立案されたことを実際に行う事務が仕事の中心となります。試験難易度は地方公務員試験上級と同程度です。

 

専門職国税専門官や財務専門官などの種類があり、総合職や一般職がゼネラリスト的な能力を必要とする仕事であるのに対し、スペシャリスト的な技能を要する仕事です。試験難易度は職種によって異なります。

 

一方、地方公務員は、県庁市役所などの地方公共団体に勤務し、地方公務員試験に合格することでなることができます。

 

地方公務員試験の難易度は、相対的に見て自治体の規模が大きいほど高いと言えます。なので都道府県庁政令指定都市の試験は比較的難しいといえますが、それでも国家一般職の試験と同程度の難易度と考えていいと思います。

 

地方公務員は、その自治体内での企画立案・執行、そしてその地域の生活や産業に関連した業務に携わり、地域の環境を整える仕事を行なっています。

 

このように公務員と一口にいっても、属する組織が違うと業務内容や環境が全く異なってきます。

それでは、私が地方公務員を選択した理由について細かく解説していきます。

 

 

理由1:自分の好きな都市に住んで仕事ができる

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地方公務員の大きな特徴として挙げられるのがこの点です。

 

地方公務員地方公共団体に属して仕事をするため、基本的にその地方公共団体の中で仕事をします都道府県に属していれば、その都道府県の中。市町村に属していればその市町村の中から出ることはほぼありません。

 

なので異動があったとしても遠く離れた場所への転勤の心配が無いのです。

市町村に属している場合はどこに異動になったとしても、ほぼ自宅から通える範囲ですし、都道府県に属している場合でも、各都道府県によって差はあるかと思いますが、ある程度、勤務地の希望は考慮してくれます

 

国家公務員の場合は全国に転勤する可能性があります。なので、運が悪ければ家を建てた翌年に自宅から通えない場所に転勤することも考えられます

 

つまり、地方公務員になるということは自分の住みたい場所にずっと住めるというメリットがあるのです。

これは、色々な場所を転々としたいという方にはデメリットになるかと思いますが、私のように1つの場所に定住して安定した生活を送りたいという方には地方公務員という仕事はピッタリですね!

 

また、この特徴は違った視点で捉えることもできます。

もしあなたがどこか自分の住みたい都市がある場合、その地方公共団体の公務員試験を受けて合格すれば、その都市に住むことができるのです!!

 

例えば、九州にお住まいの方が東京に住みたいと考えた場合、東京都庁特別区(東京23区)の試験に合格すれば公務員という肩書きを持って東京に住むことができます。 

 

 逆も考えられますね。大学進学を機に上京してきた方が、自分の地元Uターンして落ち着いて暮らしたいと考えたとき、地元の市役所を受けるというのはとても良い選択肢だと思います。

 

自分の好きな都市定住できるというのは大きいポイントですね!

 

 

理由2:将来、家族ができたときに家族を守る大きい力になる 

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2つ目の理由として、将来、結婚して家族ができたときに、家族を守る材料がいくつか得られるという点があります。

 

公務員という仕事の特徴として福利厚生の充実が挙げられます。

福利厚生の中でも休暇制度の充実は大きなポイントです。

公務員年間20日年次有給休暇を取得できる他に、忌引結婚育児参加出産補助子供の看護両親の介護などの様々な種類の特別休暇もあります。

 

結婚して子供ができたとき、子供を育てていくということはとても大変なことです。その大変な子育てを夫婦で協力して乗り越えていくための休暇制度公務員という職種には整っています。

 

また、将来、両親の介護をしなければならないというときにも介護休暇制度があるのは安心材料です。

 

そして、公務員という職種は収入が安定しているので社会的信用が高く、家を買いたいと思ったときに住宅ローンの審査がすぐに通ります

家族ができて、家族で住むための家を買いたいと考えたとき、比較的容易に家を建てることができるのです。

 

家を建てるとなると、理由1でも述べた特定の場所に定住できるという地方公務員の利点が生きてきます。

せっかく建てた家なので、できるだけその家で生活したいですよね!

 

結婚して子供もいる家庭であれば、パートナーや子供にとっても、住む場所を変えるということは大変です。パートナーの方も仕事をするのであれば、新天地新たな仕事を探さないといけないですし、子供にとっても転校大きな負担になります。

 

地方公務員であれば、遠く離れた土地に異動することはほとんど無いので、家族と共に自分の建てた家でずっと暮らすことが可能になるのです。

 

このような将来的なことを総じて考えたときに、地方公務員という職種はとても良い環境が整っていると思いました。

 

 

理由3:国家公務員と比較して試験難易度が低い

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3つ目の理由として地方公務員のほうが国家公務員に比べてなりやすいという点があります。

 

国家公務員試験は大きく総合職・一般職・専門職の3つに分けられますが、そのうちの総合職は公務員試験の中でも最難関といわれ、受験者も旧帝大の出身者が多いです。

試験難易度が難しい受験者のレベルが高いので、合格するのは大変なことです。

さらに採用試験を突破した後に、官庁訪問という各官庁の面接を受けることで就職先が決まるので、必ずしも自分の希望する官庁に入れるとは限らないのです。

 

一般職総合職と比べて試験難易度は下がりますが、それでも地方上級といわれる県庁や政令市と同じか少し難しいくらいです。

そして採用試験を突破しても総合職と同じように官庁訪問が待ち受けているので、自分の希望する官庁に入れない可能性も大いにあります。

さらに自分の希望する官庁に合格できたとしても、一般職の合格者の上には総合職の合格者がいるので、せっかく頑張って試験に合格したのに、総合職と比べると将来性はあまりありません。

 

専門職一般職で学習する内容プラスアルファで専門的に深く学習しないといけないので、一般職よりも多くの学習時間を要します。

 

このように国家公務員全体的に試験難易度が高いのです。

 

それと比較すると、地方公務員試験難易度が下がります

試験内容は各自治体によって違いますが、大きく分けると筆記、論文、面接の3つです。それらを突破すると最終合格となるので、自分の志望する自治体の職員になれます。国家公務員試験のような官庁訪問はありません

 

筆記試験論文試験についても基本問題ができるようになるとその知識で充分合格レベルに達することができる自治体が多いので、学習の効果が試験に反映されやすいと言えるでしょう。

 

そして、全国には約1700の地方自治があります。

全ての地方自治体を受験できるわけではありませんが、あなたの好きな自治住みたいと思う場所の試験を受験し、その試験に合格すればその好きな場所にずっと定住できるのです。

 

ここでさらに地方公務員をオススメする大きなポイントがあります。

 それは、世間一般的には国家公務員地方公務員も大きな「公務員」というカテゴリーにまとめられ、認識に大きな違いが無いということです。

 

国家総合職キャリア官僚は少し違うかもしれませんが、その他の公務員については世間的には大きい括りの「公務員」です。

 

世間的なイメージがあまり変わらないのであれば、より試験難易度が低い方公務員試験を受験するほうが、世間的にイメージの良い「公務員」という職を手に入れやすいですよね!

 

 

まとめ:自分の希望を把握して最良の選択を

 

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 以上、私が地方公務員を選択した理由を解説させていただきました。

仕事を選ぶうえでまず一番大切なのは、自分の希望が何なのかをしっかりと自己分析し、どの職業が自分に適しているかを判断することです。

 

もし私と同じような希望を持っている方がいれば、地方公務員という選択肢はあなたにより豊かな人生をもたらしてくれると思います。

 

地方公務員試験を突破することは決して簡単なことではありません

しかし効率的な努力をすれば掴むことのできる職業です!!

 

この記事がこれから地方公務員を目指す方の参考になれば幸いです。