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社会人経験ナシのフリーターが半年の勉強期間で独学で地方上級の公務員試験に合格した勉強法

第四関門は集団討論!〇〇〇でアピールせよ!

こんにちは!ハジメです!

 

時間をかけて勉強に励み、やっとの思いで

1次試験の筆記を突破した受験者を

待ち構えているのが2次試験です。

 

2次試験の内容は国家と地方で違いますし

地方公務員の中でも自治体によって様々ですが

ほとんどの自治体で実施されているのが

集団討論です。

 

今回は、集団討論を公務員試験

における第四関門と銘打って

詳しく解説していきます。

 

この記事で集団討論の詳細を把握し

本番の試験に備えてください。

 

※地方公務員試験で突破しなければ

ならない5つの関門については

こちらの記事を参照してください。↓

tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

 

 

 

集団討論の概要・流れ

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【集団討論の概要】

集団討論とは、受験者が5~10人程の

グループに分けられて、与えられたテーマ

について議論し、時間内に結論を出す

という試験です。

 

民間の採用面接でも取り入れている企業が

あると思うので経験したことがある方も

いるのではないでしょうか。

 

では、具体的な集団討論の流れを

順を追って説明していきます。

 

集団討論の流れは自治体によって

違いますが、今回は私が受験したときの

経験を基に、標準的な流れについて

解説していきます。

 

【集団討論の流れ】

〈控え室で待機〉

当日はたくさんの受験者がいて、たくさんの

グループの集団討論を行うので、まずは

会場に到着したら、控え室に案内されます。

 

控え室で席について、待機するのですが

このときに集団討論の注意事項が説明されたり

自分の番号やアルファベットがあらかじめ

定められたりします。討論中は受験者同士を

指定された番号やアルファベットで

呼び合います。

 

また、このときに既にグループが分けられていて

自分と同じグループの人と顔を合わせます。

 

集団討論は、同じグループ内の受験者で

良い討論を作り上げるチーム戦の色合いが

強いので、受験者同士は敵ではありますが

同じグループの受験者とは事前に軽く交流し

特徴を掴んでおくと良い討論に繋がります。

 

〈討論部屋に入室〉

時間が来ると、集団討論を行う部屋に

案内され、入室後、席に着きます。

 

部屋の中は下図のようになっていて

受験者を取り囲むように試験官が

座っています。↓

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着席後、試験官から改めて試験内容の説明があり

制限時間や討論のテーマが告知されます。

 

制限時間はだいたい30分~60分程です。

テーマは各々の自治体によって毎年違うのですが

一般的な社会問題や、各々の自治体の施策に

関連する問題が出題されます。

 

下記にいくつか例を挙げます。

例1:千葉県 平成30年度

高齢者ドライバーによる交通事故の防止対策

として効果的と思われる施策に優先順位を

つけて3つ挙げなさい。

 

例2:神奈川県 

暮らしの満足度を上げるために必要なこと

何か、グループで3点挙げ、優先順位をつけた

上で、その理由について説明しなさい。 

 

例3:新潟県 平成29年度

新潟空港の利用者数を増やすための取組について

 

過去の課題や例題をホームページで公開している

自治体もあるので、自分の志望する自治体の

ホームページをチェックしてみてください。

 

〈集団討論開始〉

説明を受けて、テーマが与えらえたら

いよいよ討論スタートです。

基本的に討論の進行・管理は受験者側に

すべて任されます。

 

討論はまずはじめに、グループ内で

役割を決定してからスタートすると

スムーズに討論が進みます。

 

役割は主に

①進行役

②タイムキーパー

③書記 

④その他の討論者 

に分かれます。

 

特定の役割が良い・悪いということは

ありません。どの役割にしても面接官に

良い印象を与えられれば高評価になります。

 

この役割をやる!と自分で決めつけるよりは

同じグループの受験者の人柄を把握して

どの役割にも適応できるように準備して

そのときの状況に合わせるようにしましょう。

 

大切なのは、特定の役割につくことではなく

グループとして良い討論をして

その中で良いアピールをすることです。

 

討論の内容については、最終的に結論を

出して発表する場合もあれば、特に結論を

出さずに時間が来たら終了する場合も

あります。

 

ある程度時間が経ったら、試験官から

アナウンスがあると思うので、それに

従うようにしましょう。

 

討論が終了したら、退出して、そこで

集団討論は終了となります。

 

 

集団討論の評価ポイント

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集団討論の評価ポイントは主に4つです。

これから1つずつ解説していきます。

 

【協調性】

まず1つ目のポイント協調性です。

集団討論は、討論をする受験者同士は

敵同士ではありますが、良い討論を

皆で作りあげるチーム戦でもあります。

 

公務員は組織で働いていく仕事です。

合格後も部署に配属され、その部署の中の

係というチームで仕事をしていくため

協調性はとても重要な要素です。

 

集団討論の中でも、自分の意見を過剰に

主張しすぎるのではなく、相手の話をよく聞き

周りのメンバーと調和をとりながら

全体を調整する能力が試されます。

 

【積極性】

2つ目のポイント積極性です。

集団討論の中で、終始黙って話を聞いている

だけでは、もちろん評価されません。

 

公務員だけに限った話ではありませんが

仕事をするうえで積極性は大切です。

積極的に仕事を受け持ったり、わからない

ところを質問したりしているような人は

やはり周りからの信頼も厚いです。

 

討論においても、積極的に自分の意見を話し

討論の中に参加している人は評価されます。

 

ただ、積極性と、我が強いことを勘違い

してしまうと、上記の協調性が無いと

評価されてしまうので、注意が必要です。

 

自分の意見を通すことではなく

討論に積極的に参加すること

意識するようにしましょう。

 

【論理的思考力】

 3つ目のポイント論理的思考力です。

討論の中で意見を主張するときに

筋が通っていなかったり、根拠のない意見を

言ってしまうマイナスポイントになります。

 

公務員という仕事は、上司や市民に対して

説明をする場面がとても多いです。

説明をするときに、しっかりと根拠具体例

ないと相手は納得してくれません。

 

討論をしているメンバー、そして面接官が

しっかり納得できるように、意見を述べるとき

には明確な根拠や例を基に、説得力のある

意見を述べられるようにしましょう。

 

 

【討論の進行力・修正力】

4つ目のポイント進行力・修正力です。

討論全体の流れをよく読んで、議論が停滞

しているようであれば視点を変えたり

方向性がずれていれば軌道を戻したりして

最終的にうまく意見をまとめる能力が

問われます。

 

自分が進行役であれば率先して

全体を見渡して、うまく統率しましょう。

進行役では無かったとしても

進行役の人にうまく助言したり

サポートできれば高評価に繋がります。

 

グループとして最終的に良い着地点に

着けるように、他人任せにせずにしっかりと

討論の舵取りをするようにしましょう。

 

 

まとめ

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集団討論概要評価ポイントについて

お話させて頂きました。

 

集団討論は、公務員として働くうえで

大切になる要素を審査する試験です。

 

記事の中でも何度か述べていますが

集団討論チーム戦です。

記事のタイトルの穴埋め部分も

「チーム」という言葉が正解です。

 

同じチームの受験者は、共に合格すれば

同期として働くことになるので

みんなで協力して良い討論を行い

試験官にアピールできるようにしましょう。

 

この記事で集団討論のイメージを

掴んで頂ければ幸いです!

 

 

 

 

第三関門は集団面接!個別面接とどう違う!?

こんにちは!ハジメです!

 

時間をかけて勉強に励み、やっとの思いで

1次試験の筆記を突破した受験者を

待ち構えているのが2次試験です。

 

2次試験の内容は国家と地方で違いますし

地方公務員の中でも自治体によって様々です。

 

2次試験の中で集団面接を採用している

自治体はあまり多くはありませんが

都道府県庁等、集団面接を取り入れている

自治体が一部あります。

 

そこで今回は、集団面接

公務員試験における第三関門

銘打って詳しく解説していきます。

 

自分の志望する自治体の試験内容をチェックし

集団面接がある自治体を志望する方は

この記事で集団面接の詳細を確認してください。

 

※地方公務員試験で突破しなければ

ならない5つの関門については

こちらの記事を参照してください。↓

tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

 

 

 

集団面接の概要

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集団面接とは、面接の方法の1つで

複数の受験者が1つの部屋で

同時に面接を受ける形式のものです。

 

面接官が数人いる部屋の中に

3~8人程度の受験者が入室して

面接官から投げかけられた質問に

1人ずつ順番に答えていきます。

 

1つの質問に全員が答えたら

面接官からまた別の質問があり

それにまた受験者が順番に答えていきます。

 

この流れを何回か繰り返して

面接は終了になります。

 

1グループの面接時間はおよそ

30分~50分程度です。

全体の時間の中で1人が回答する

時間はおよそ5分~10分程度です。

 

1人で面接を行う個別面接とは

色々と異なる点があり、注意するべき

ポイントも変わってきます。

 

 

注意するべきポイント

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集団面接と個別面接の大きな違いは

やはり他の受験者と合同で面接を

受けるので、比較されやすいという

点があります。

 

そのため、他の受験者と相対的に

見られていることを意識して

悪目立ちしないようにすること

重要になります。

 

そのために注意するべきポイントが

2つあります。

 

1つ目のポイントは、回答があまり長くなり

すぎないように簡潔に答えることです。

 

他の受験者と合同で面接を受けるので

他の受験者に負けないように、面接官に

しっかりとアピールしたいという気持ちは

受験者みんなあるでしょう。

 

しかし、アピールしたい気持ちが強すぎて

回答時間が必要以上に長くなってしまうと

周りが見えてない、協調性がないと判断されて

大きなマイナスポイントになってしまいます。

 

集団面接では基本的には1つの質問に対して

回答して、そこで自分のターンは終わりです。

そこから掘り下げられて質問されることは

あまりありません。

 

簡潔に、口ごもることなく回答できれば

それで十分なので、回答時間は30秒~1分

くらいを目安にして、わかりやすく回答を

するようにしましょう。

 

2つ目のポイントは、自分のターン以外のときの

面接中の態度と、他の受験者がいることによる

答え方の工夫です。

 

面接時間はおよそ30分~50分くらいありますが

そのうち、自分が回答する時間は5~10分程度

残りの時間は他の受験者の回答を聞く時間です。

 

この他の受験者の回答を聞いているときの態度も

面接官はしっかり見ています。

 

回答をしている受験者を見なくても良いですが

しっかりとやり取りを聞いて、頷いたりして

ちゃんと聞いているという態度をとるように

しましょう。

 

ただ、これも過剰にやり過ぎると変な人だと

思われるので、そこは加減しましょう。(笑)

 

また、集団面接ではたいてい、回答の順番は

質問ごとに違います。1回目の質問が左端から

であれば、2回目の質問は右端から、3回目は

真ん中の人から右回りで、というように

なります。

 

回答の順番が1番目でも、瞬時に回答を頭の中で

組み立てて回答できるようにしっかりと準備

しておきましょう。

 

回答の順番が後の方であれば、考える時間は

たくさんありますが、自分と同じような回答を

他の受験者が先に回答する可能性があります。

 

そのときは、焦って別の回答を考えなくても

大丈夫なので、「私も〇〇さんと同じ意見で~」

というように前置きしたうえで、自分の意見を

しっかりと回答できるようにしましょう。

 

待ち時間の間に前の受験者の回答+αの意見を

ひと言考えて述べられればベストです。

 

また、回答の順番は面接官に指定される場合も

あれば、思いついた方から挙手してください

という挙手性の形もあります。

 

挙手性の場合は瞬時に回答を考えて、なるべく

1番で答えられるように、早く挙手するように

しましょう。そこで積極性がアピールできます。

 

 

まとめ

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集団面接の特徴と気を付けるべきポイントに

ついてお話させていただきました。

 

個別面接と違う環境のため、集団面接特有の

注意点はありますが、基本的な事前準備は

個別面接とあまり変わりません。

 

質問される内容は基本的なことなので

想定質問の回答を準備すること、そして

受験する自治体の研究をすることは

しっかりと事前にやってから面接に

臨むようにしましょう。

 

また、集団面接なので、他の受験者で

すごく優秀な方がいると、どうしても

焦ってしまうかと思いますが、そこまで

気にする必要はありません。

 

集団面接プラスポイントを稼ぐよりも

マイナスポイントを加算されないことが

大切なので、悪目立ちせずに乗り切れれば

それで十分です。

 

あとは個別面接プラスポイントを稼ぐ

重要な最終局面になるので、そこでしっかりと

アピールできるように、また準備を進めていく

ようにしましょう。

 

集団面接について、この記事の内容が

受験者の方々の参考になれば幸いです。

第二関門は論文試験!高得点をとるためのポイントとは!?

こんにちは!ハジメです!

 

時間をかけて勉強に励み、やっとの思いで

1次試験の筆記を突破した受験者を

待ち構えているのが2次試験です。

 

2次試験の内容は国家と地方で違いますし

地方公務員の中でも自治体によってバラバラ

なのですが、ほとんどの自治体で実施される

のが論文試験です。

特別区など一部、1次試験で論文試験を

行う自治体もあります。

 

今回は、この論文試験について詳しく解説を

していこうと思います。

この記事で論文試験についてしっかりと

理解を深めておきましょう!

 

※地方公務員試験で突破しなければ

ならない5つの関門については

こちらの記事を参照してください。↓

tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

 

 

 

論文試験の概要

 

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まず、論文試験がどのようなものかというと

与えられたテーマについて制限時間・制限字数

の中で自分の意見・主張を述べ、それについて

根拠や理由を論理的に示すというものです。

 

制限時間と字数は各自治体によって違いますが

一般的に制限時間60分~90分

字数800字~1,200字程度で出題されます。

60分で1,000字を目安にすると良いと思います。

 

出題されるテーマは、各々の自治体で違いますし

年度によっても異なってきます。

 

具体例を挙げると、自治体で力を入れている

施策や、世間的に話題になっている時事問題

他にも職場内でのコミュニケーションや

コンプライアンスなどについて意見を述べる

ような問題が出題されます。

 

実際の出題例は下記のようなものです。

 

例題1:千葉県採用試験 平成30年度

幸福度や、孤独のもたらす社会の損失など

従来とは異なる視点を用いて政策を考える

試みがある。そのような新しい政策的視点の

有効性と課題となる点について論じなさい。

(幸福度、孤独のもたらす社会の損失は

例示であり、その他の政策的視点について

論じてもよい)

 

例題2:愛知県採用試験 平成31年

あなたの考える県民の幸福とは何か。

また、それを高めるために県は何をすべきか。

 

論文試験の例題や過去に出題された問題は

ほとんどの自治体がホームページで公開

しています。

 

自治体で出題の仕方や、問題の傾向が異なる

ので、自分の志望する自治体のホームページは

事前にしっかりと確認して、傾向を掴み

対策を練るようにしましょう。

 

試験全体における論文試験の配点は

自治体によって異なるので一概には言えない

のですが、国家一般職(大卒程度)の行政区分

1/9であることから、地方公務員試験に

おいても、おおよそその程度かなと思います。

 

しかし、地方公務員は国家公務員よりも

人物重視の傾向があるので、論文試験の配点が

国家公務員よりも高い自治体がある可能性も

十分考えられます。

 

1次試験の点数が2次試験以降はリセット

されるリセット方式で採用試験を実施している

自治体もあるので、そのような自治体では

論文試験の重要性も高くなりますね。

 

とにかく、論文試験においても他の試験と

同様に、高得点を取れるようにしっかりと

対策することが重要です!

 

 

最低限おさえるべきポイント

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論文試験を受ける際に、最低限気を付けるべき

ポイントが2つあります。

 

1つ目のポイントは、指定された文字数に対して

記述量が過剰に多かったり少なかったり

ならないようにすることです。

 

〇字以上〇字以内と指定されているのであれば

その範囲内の文字数に収めなければならない

ですし、〇字程度と指定されているのであれば

指定された文字数の9割、最低でも8割

埋めなければいけません。

 

文字数が指定された数字とあまりにずれている

場合は、それだけで採点すらされない可能性も

あります。そうすると論文の採点がゼロとなり

かなり不利な状況となるので気を付けましょう。

 

2つ目のポイントは、誤字・脱字と変な文法を

記述しないように気を付けることです。

 

誤字・脱字があまりに多かったり、話し言葉

記述したりすると、それだけで減点されて

しまいます。「あんまり」や「やっぱり」

のような話し言葉を書かないように

事前に話し言葉と書き言葉の区別をしっかり

つけておきましょう。

 

また、論文なので文末は「~です。」

「~と思います」というような書き方ではなくて

「~だ。」「~である。」という書き方で

統一するようにしましょう。

 

 

高得点をとるために重要なポイント

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最低限気を付けるべきポイントは確認できた

かと思います。では、論文で高得点をとる

ためにはどうすれば良いのでしょうか。

高得点をとるために重要な点も2つあります。

 

1つ目のポイント構成です。

論文試験でしっかりと得点できる構成は

下記の5つに分かれます。

①定義 ②背景 ③問題点 ④解決策 ⑤まとめ

 

①~③については、論文の導入部分で

全体の3割程度を埋めるようにしましょう。

が自分の意見・主張を述べるメイン

部分で、全体の6割程度記述します。

そしてのまとめで1割程度記述して

論文を締めくくります。

 

構成をするときの注意点

論文を書きながら構成を考えるのではなく

書く前に構成を考え、論文の設計図が

ある程度固まってから書き始めることです。

 

闇雲に書き始めると、論点がずれたり

指定された字数から大幅にずれたりするので

焦って書き始めずに、まずは余白にメモを

とって、しっかりと構成を固めるように

しましょう。

 

2つ目のポイント内容です。

与えられたテーマに対して中身の濃い内容で

しっかりと意見が述べられていれば

高得点を狙うことができます。

 

逆に述べられている意見があまりに飛躍して

いたり、一般的な考えとずれていたりすると

公務員としてふさわしくないと捉えられ

減点されてしまう可能性があります。

 

試験官が納得し、感心してもらえるような

論文にするためには、やはり日頃のニュースを

見て、時事問題に対して自分の意見をすぐに

答えられるように練習しておくこと

重要になるでしょう。

 

ニュースを見たり、誰かと会話するときに

そのテーマについて、問題点や自分なりの意見を

意識して日常的に過ごすだけでも、論文試験の

成績はだいぶ変わってくると思いますよ。

 

 

まとめ

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論文試験で気を付けるべきポイントについて

お話させていただきました。

 

論文をしっかり記述することができれば

高得点をもらえてそれがアドバンテージ

なります。

 

しかし論文試験は配点がそれほど大きい割合

を占めているわけではないので、あまり過剰

に論文対策に時間を割いてしまうと、他の

試験もある中で非効率になってしまいます。

 

日頃からニュースを見るときに少し意識する

だけでも良い練習になりますし、論文の

対策に要する時間を短縮できるでしょう。

 

論文をうまく書くことができれば

次に続く試験に前向きに望むことができるので

自分で納得できる論文を書けるように

効率的に対策を進めていきましょう!

 

 

 

 

第一関門は筆記試験!その全貌とは!?注意すべきポイントは?

こんにちは!ハジメです!

 

国家公務員、地方公務員、他にも消防士や

警察官、自衛官など公務員にも様々な種類

がありますが、どの公務員になるにしても

必ず突破しなければならないのが

この筆記試験です。

 

筆記試験はどの公務員試験においても

一番最初に待ち構えています。

この第一関門を突破しなければ

面接を受けることすらできません。

  

今回は、公務員試験の第一関門である筆記試験

について、地方公務員試験を中心にして詳しく

解説していきます。

 

この記事で、筆記試験の注意点を把握し

その全貌を掴んでいただければと思います。

 

※地方公務員試験で突破しなければ

ならない5つの関門については

こちらの記事を参照してください。↓tihoukoumuinshiken.hatenablog.com

 

 

 

 

筆記試験の概要

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筆記試験は全て5択のマークシート形式

教養試験専門試験の2つに分かれています。

 

地方公務員試験であれば自治体によっては

教養試験のみという自治体もありますが

たいていの自治体は専門試験もあります。

 

自分の志望する自治体の受験案内をしっかりと

確認して、専門試験まである自治体であれば

しっかりと専門試験も対策しましょう。

 

今回は専門試験まで受けるという前提で

お話させていただきます。

 

筆記試験は1日かけて実施されます。

だいたい教養試験午前、お昼休憩を挟んで

専門試験午後に行われます。

 

ここで筆記試験における2つのポイント

お伝えします。

 

1つ目のポイントは、筆記試験を受験する際に

服装は自由で良いということです。

堅苦しいスーツで、ガチガチの状態で受験

しなくても、私服でリラックスした状態で

受験して大丈夫なのです。

 

2つ目のポイントは、午前教養試験

午後専門試験があるという点です。

 

教養試験は計算したり、パズルを解くような

頭を回転させなければならない問題が数多く

出題されます。

 

1つ1つの問題で計算したり、文章を

読み込んだりして時間がかかるので

サクサクと問題を解き進めていき、制限時間内

に全ての問題を解き切ること重要です。

 

また、教養試験は午前中に実施され、かつ

スピード重視で頭をフルに回転させなければ

いけないので、寝起きの頭がボケている状態

ではなく、しっかりと目を覚ましておくこと

重要になります。

 

専門試験の方は、多くの問題がその科目について

単純に知識を問われるものなので、1問の問題を

解くのにそれほど時間がかかりません。

 

わかる問題はすぐにわかりますし、わからない

問題はいくら頭を悩ませてもわかりません。

 

よって専門試験はスピードよりも、知識量重視

されます。わかる・わからないの判断がパッと

できるので、わかる問題を増やせるように事前に

しっかりと対策しておくこと重要になります。

 

あとは、専門試験は午後に実施されるので

試験中に眠くならないように、お昼ご飯は

控えめにすることも重要ですね!(笑)

 

 

教養試験の科目について

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教養試験とひと口に言っても、実際に

どのような問題が出題されるのでしょうか。

教養試験の分野は大きく分けると

一般知能一般知識の2つに分かれます。

 

一般知能と一般知識のそれぞれの科目と

科目ごとの出題数は下記のとおりです。

※地方上級(全国型)の場合

 

【一般知能 26問】

〇数的処理 17問

数的推理 6・判断推理 9・資料解釈 1)

〇文章理解 9問

(現代文 3・英文 5・古文 1)

 

【一般知識 24問】

〇人文科学 6問

(日本史 2・世界史 2・地理 2)

〇自然科学 7問

(数学 1・物理 1・化学 2・生物 2・地学 1)

〇社会科学 11問

(政治 1・経済 3・法律 3・社会 4)

 

出題数は50問全問必須回答です。

 

一般知能の問題のうち、数的推理判断推理

については、言葉だけではどのような分野の

問題なのかピンとこないのかなと思います。

 

数的推理は速さや確率など、高校までに学習した

数学の基本的な知識やテクニックを使って解く

問題です。

 

判断推理は、与えられた条件を図表などに

整理して、情報をまとめ推理していく問題です。

パズルやクイズの要素があります。

 

一般知識の問題は、高校までに各科目で学習した

内容や社会的な時事問題等が出題されます。

 

教養試験の注目ポイントは何といっても

数的処理・文章理解の一般知能分野だけで

出題数の半分以上を占めているという点です。

 

この一般知能の分野をいかに多く得点できるか

が教養試験の出来を大きく左右します。

数的処理・文章理解は満点を取るくらいの

気持ちでしっかりと対策して挑みましょう。

 

一般知識の分野については、科目数が多く

全てを完璧に準備することは難しいです。

自分が高校時代に選択していない科目も

あるでしょう。

 

ただ、社会科学の問題は、出題数も多く

専門試験の範囲と内容が被るので

得点しやすい分野となっています。

 

一般知能は社会科学で得点を稼ぎ

人文科学や自然科学の分野は自分の

得意科目でしっかりと得点できるように

対策して挑みましょう。

 

 

専門試験の科目について

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専門試験はその名のとおり、法律経済など

専門的な分野の問題が出題されます。

分野は大きく法律系・経済系・行政系

の3つに分かれます。

 

それぞれの分野の科目と、科目ごとの出題数は

下記のとおりです。

※地方上級(全国型)の場合

 

【法律系 17問】

憲法 4・行政法 5・民法 4・刑法 2・労働法 2

 

【経済系 14問】

経済原論 9・財政学 3・経営学 2

 

【行政系 9問】

政治学 2・行政学 2・国際関係 2・社会政策 3

 

出題数は40問全問必須回答です。

 

法律系の問題は、それぞれの法律について

過去の判例をもとに正誤を問う問題が出題

されます。

 

憲法行政法民法は出題数が多いので

しっかりと対策し、ここで得点を稼げるように

しましょう。

 

経済系の問題は、財政学経営学については

暗記が中心となるのですが、経済原論については

ミクロ経済・マクロ経済に分かれていて

計算問題があるので、苦手意識を持つ方が

多い分野です。

 

しかし難しい計算をするわけではないので

しっかりと理解し、対策すればちゃんと得点

出来ます。経済原論は出題数が多く、捨て科目に

出来ないので、しっかり準備して挑みましょう。

 

行政系科目については、それぞれの科目において

過去の学者が唱えた説の正誤を答える問題が多い

です。あとは、時事問題も出題されたりするので

時事についてしっかり押さえておきましょう。

 

専門試験突破のカギは、やはり出題数が多い

主要科目の憲法民法行政法・経済原論で

どれほど得点できるかです。

 

これらの問題だけで全40問のうち

半分以上の22問出題されるので

しっかりと勉強することが必要です。

 

その他の科目については、基本をしっかりと

押さえておくだけでも得点のチャンスがある

科目もあります。

 

いくつかは捨て科目にしても大丈夫ですが

基本的事項について広く網羅し、得点の

チャンスを狙っていくようにしましょう。

 

 

まとめ

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地方公務員試験における筆記試験について

その全貌注意点についてお伝えさせて

頂きました。

 

何事においてもそうですが、公務員試験に

おいてもやはり、いかにして事前に情報と

知識を収集できるか合否のカギになって

くると思います。

 

しっかりと準備・対策して、自信を持って

筆記試験に臨むようにしましょう!

 

この記事が、これから公務員試験を受験する

方々の情報収集の一助になれば幸いです。

 

 

 

地方公務員試験で突破しなければならない5つの関門!

こんにちは!ハジメです!

 

公務員試験は大きく分けると

国家公務員地方公務員の試験に分かれます。

 

国家公務員の採用試験は、地方公務員試験と違い

最終合格した後に、官庁訪問という、各府省にて

行う採用面接が待ち構えています。

 

地方公務員試験においても特別区(東京23区)

の採用試験は、最終合格後に区面接という

採用される区が決まる面接試験が待ち構えて

いるのですが、これは特別区の採用試験

独自の特殊なものです。

 

それ以外の地方公務員試験については採用試験を

突破して、最終合格を勝ち取ればそこで採用と

なるのですが、最終合格に至るまでには

いくつかの関門を突破しなければなりません。

 

その関門も自治体によって違うのですが

今回は、比較的ノーマルな地方公務員の

採用試験において、突破しなければならない

5つの関門についてお話します。

 

この記事を読んで、地方公務員試験について

イメージを掴んでいただければと思います。

 

 

 

 

第一関門:筆記試験

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第一関門筆記試験です。

ぶっちゃけここが最初にして最大の関門です。

この最初の関門を突破するために

受験者は何百時間も勉強します。

それでも多くの受験者はここで脱落します。

 

筆記試験は、教養試験専門試験

分かれています。自治体によっては教養試験だけ

実施するところもありますが、地方上級の

採用試験はたいてい専門試験もあります。

 

教養試験は文章理解や時事問題、あとは

数的処理という数学パズルのような問題や

判断推理というパズル・脳トレのような問題

など一般教養レベルの問題が出題されます。

 

一般教養レベルだから大して勉強しなくても

解けるでしょうと安易に考えてはいけません。

勉強しないで挑めば、ほとんど解けずに

当日に絶望することでしょう。

教養試験といっても、しっかりとした対策

必要になります。

 

専門試験は法律や経済に関することなど

専門的な問題が出題されます。

 

こちらは専門試験というだけあって

専門分野の問題が出題されるので

ちゃんと勉強しなければ

まったくと言っていいほど解けません。

 

筆記試験は1日かけて実施されます。

だいたい教養試験が午前、お昼休憩を挟んで 

専門試験が午後に行われます。

 

一般的に6割得点すればボーダーライン

7割得点すれば筆記試験は突破できるだろう

と言われています。

 

合格ラインに到達するためには

それなりの勉強量が必要になります。

しかしここ突破すれば、最終合格に向けて

大きく前進できるので、しっかりと準備して

筆記試験に挑みましょう。

 

 

第二関門:論文試験

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筆記試験を突破した受験者を待ち構えているのが

この論文試験です。

 

特別区(東京23区)等では筆記試験と同日に

一次試験の中で論文試験が実施されるので

注意が必要ですが、ほとんどの地方公務員試験

では、一次試験は5択問題の筆記試験のみで

二次試験以降に論文があります。

 

論文試験は、与えられたテーマについて

自分の考えを文章で述べる試験です。

 

制限時間字数が決まっていて、自治体によって

微妙に違いますが、だいたい制限時間は60分

字数は1,000字程度で課される自治体が

多いのかなと思います。

 

テーマは各自治体とも毎年違うのですが

自治体で力を入れている施策や、世間的に話題に

なっている時事問題、他にも職場内でのコミュニ

ケーションやコンプライアンスなどについて

意見を述べるような問題が出題されます。

 

筆記試験や面接試験に比べると配点は少ない

ですが、だからと言って油断し、何も考えずに

挑むと、字数が足りなかったり、構成が

めちゃくちゃで減点されてしまい、他の受験者と

思わぬところで差がついてしまいます。

 

しっかりと準備し、確実に得点できるように

十分な対策をしてから挑むようにしましょう。

 

 

第三関門:集団面接

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集団面接は数人で面接室に入り、合同で

面接を受けるというものです。

 

自治体によって、論文試験や後述する集団討論と

同日に実施されたりする場合もあります。

個別面接の代わりに集団面接のみを行う

自治体もあります。

 

集団面接は、1つの質問を受けて

受験者が順番に回答していきます。

その流れを数問繰り返して終了する

という流れになっています。

 

集団面接は数人が合同で面接を受けるので

個別面接とは違う難しさがあります。

 

1つの質問に受験者が順番で回答していくので

各々の受験者が回答できる時間は限られます。

回答があまりに簡潔すぎても印象が薄く

なりますし、長すぎると逆に悪目立ちします。

 

また、回答する順番もランダムに指される

自治体がほとんどだと思います。

 

最初に回答するか、中間で回答するか、それとも

最後に回答するのかで、回答を考える時間

回答の仕方微妙に変わってきます。

 

周囲の受験者との調和をとりながら、いかにして

面接官に好印象を与えるかが重要になります。

 

 

第四関門:集団討論

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集団討論は、数人の受験者で、与えられた

テーマについて議論を交わし、その様子を

試験官が観察するというものです。

 

役割は主に司会・タイムキーパー・書記

分けられ、それ以外の人は討論者になります。

役割が試験官から事前に与えられる場合もあれば

自分たちで決めて進行していく場合もあります。

 

与えられたテーマについて、結論を出して

最後に発表するパターンもあれば、結論を

出さずに、ある程度時間が経過したら、試験官

から終了の合図がある場合もあります。

 

どのようなパターンにしても、受験者が

役割に分かれて討論をし、それを面接官が

観察して採点するということは同じです。

 

ここでも重要になってくるのは、集団面接と

同様で、周囲の受験者との調和の中で

いかにして試験官に好印象を与えるかです。

 

どの役割を与えられても、しっかりと役割を

こなせる対応力、悪目立ちしないための

空気を読む力、そして討論を周囲と協力して

良い方向に持っていくコミュニケーション能力

が問われる試験です。

 

 

最終関門:個別面接

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公務員試験の一番最後に待っている

大きな山場がこの個別面接です。

 

二次試験の中で間違いなく一番配点比率が大きく

合否を決めるうえで一番重要視されているのが

この個別面接です。

 

公務員試験も人物重視になってきているので

個別面接の重要性はとても高いです。

 

地方公務員は、国家公務員と比べて人物重視の

傾向が強いと言われているのですが、自治体に

よっては、個別面接が全試験科目の中で最も

配点比率が高い自治体もあるでしょう。

 

個別面接は面接官との対話の時間です。

面接官は数人いて、それぞれが順番に質問をして

それに対して回答していきます。

 

面接時間は人によって違います。

15分で終わる人もいれば、30分以上話している

人もいますが、面接時間が長ければ良いという

ものでもないでしょう。

 

集団面接では1つの質問に対して回答して

そこで会話のキャッチボールが終わり

というのが大まかな流れでしたが

個別面接の場合は1つの質問に対して

会話のキャッチボールが何往復もある

まさに「対話」になります。

 

その「対話」をいかにしてスムーズに行い

面接官に好印象を与えるかが重要になります。

そのためには、事前に想定質問に対する回答を

しっかりと考え、自治体の研究を行い

十分な面接練習をして挑む必要があります。

 

この最終関門を乗り越えれば全試験日程が終了し

あとは合格発表を待つだけとなります。

 

 

まとめ

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地方公務員試験で突破しなければならない

5つの関門についてお話させて頂きました。

 

試験科目や日程、順番等は各自治体によって

違うので、5つの関門のうち、どれかが

無かったり 、2つを同日で実施したりという

ようにパターンは様々だと思います。

 

自分の志望する自治体の受験科目をしっかりと

確認して、どの関門が待ち受けていたとしても

突破できるようにしっかりと対策しましょう!

 

 

 

 

公務員になると何がいいの?公務員になるメリット

こんにちは!ハジメです!

 

公務員という仕事は、なりたい職業ランキング

でも常に上位にランクインしている

人気の職業です。

 

では、公務員になるとどのような良いこと

あるのでしょうか?

 

今回は公務員になることのメリットについて

実際に私が感じたことや周囲から聞いた話を

基にお伝えしたいと思います。 

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メリット1:ノルマがない

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私の友人や公務員の先輩で、民間企業の経験者で

公務員に転職した方が何人かいるのですが

彼らが口をそろえて挙げたのがこの点でした。

 

たいていの一般企業は「顧客の創造」を目的とし

そのために事業を行い、そこから得られる利益を

追求する組織です。

 

利益を得るためには、顧客を獲得しなければ

ならず、そのために企業で働く社員はノルマ

課されます。

 

公務員に転職した友人はこのノルマのきつさ

転職理由として挙げていました。

 

私は民間企業で働いた経験が無いのですが

やはり期限の決まっているノルマというのは

達成し続けることはかなり難しく

精神的にも肉体的にもすり減らされるようです。

 

ノルマ達成のために無茶な営業をして、残業も

たくさんして、それでも達成できないとなると

仕事をするモチベーションが維持できなくなる

気持ちはよくわかります。

 

その点、公務員という仕事は営利目的ではない

ので、民間企業のようなノルマに追われることは

ありません。

 

民間企業で働いていた友人も、民間にいた頃は

顔色が悪く仕事の愚痴が多くて、辛そうでしたが

公務員になってからは、顔色も良くなり、心に

ゆとりを持って仕事ができているようでした。

 

数字に縛られずに仕事ができるというのは

民間企業と公務員の大きな違いですね。

 

 

メリット2:充実した福利厚生

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公務員の福利厚生は本当に充実しています。

私は、これが公務員になる一番大きいメリット

なのではないかなと思います。

 

充実した福利厚生の中で、まず挙げられる

大きな点が、休暇制度の充実です。

 

有給休暇は年間20日与えられます。

新規採用職員も年間15日与えられ、働き始めた

その日から使うことができます。

 

さらに働き方改革が叫ばれている今の世の中

なので、公務員においても有給休暇の取得率を

上げていこうという動きが活発になっています。

 

民間企業でひどいところだと、有給が会社に

勝手に減らされていたという話も聞きますが

公務員であれば、このようなことはありません。

 

有給休暇以外にも公務員の休暇制度は充実

しています。夏季休暇は7月~9月の間の好きな

ときに5日間取得できます。

 

他にも、介護休暇や子供の看護休暇、産前産後

休暇、妻の出産立ち合い休暇、男性の育児参加

休暇、ボランティア休暇なんてものもあります。

 

病気休暇は医師の診断書があれば、1つの病気に

ついて、連続して90日まで取得可能です。

育児休暇は最長で3年間まで可能です。

これは民間企業では考えられないですよね。

 

さらに育児休業明けの職員について、1日の

就業時間を短縮した時短勤務

就業時間をずらす早出・遅出勤務もあります。

本当に休暇制度は充実しています。

 

また、国家公務員は省庁別、地方公務員は

都道府県別の共済組合があるのですが

その共済組合の給付制度も充実しています。

 

年金や保険についてはもちろんのこと、他にも

各種予防接種や人間ドックを受診したときにも

補助がありますし、契約保養所に泊まるときの

補助、レクリエーション施設(映画館など)を

使用するときの補助もあったりします。

 

他にも、車や住宅を購入するときの貸付事業や

自動車保険も、共済のお得な自動車共済に

加入できたりします。

 

まだまだおトクな点はあるのですが、こうして

見ると、本当に充実した福利厚生を受けられる

というのは公務員ならではだと思います。

 

 

メリット3:かなり高い社会的信頼

f:id:tihoukoumuinshiken:20200211234419j:plain 社会的に信頼されているということは

それだけでとても有利になります。

公務員の社会的信頼はかなり高く

色々な場面で抜群の効果を発揮します。

 

有名なところだと、銀行のローンの審査が

通りやすいということですね。

公務員はリストラされることもまず無いですし

一般企業のように会社が倒産することも無いので

銀行からしても優良な顧客なのでしょう。

 

また、社会的信頼が高い公務員は周囲の人からも

一目置かれ、羨望の眼差しで見られます。

 

公務員という仕事に就いているだけで

両親に安心してもらうことができます。

友人からも、高い倍率の試験を突破した

優秀な人間と思ってもらえます。

 

恋愛面においても効果は大きいです。

男性であれ女性であれ、公務員という職業ならば

合コンなどの出会いの場において、必ずプラス

要素として働くでしょう。

 

結婚後も夫 or 妻が公務員であれば、周囲の人は

その家庭の将来は安泰だと感じるでしょう。

 

このような目に見えない社会的信頼というものも

公務員という職種がもたらしてくれる恩恵です。

 

 

メリット4:安定と将来設計のしやすさ

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公務員という職種の大きな特徴は「安定」です。

なぜ公務員が安定かというと先でも述べたように

リストラされたり、会社でいう倒産、つまり

財政破綻したるする心配がまず無いからです。

 

普通に粛々と業務をこなしていけば給料は年齢を

重ねるごとに徐々に増えていきますそして

犯罪や法律違反を犯したりしなければ減給や免職

になることもありません。

 

このように安定していて、先のことを見据える

ことができるという強みがある公務員は

先の人生設計が比較的立てやすいです。

 

車やマイホーム、子供の教育、両親の介護など

人生の中には、それぞれのライフステージで

お金が必要になる場面が多々あります。

 

公務員という職業は、給料の予測が立ち、堅実な

収入が見込まれるので、各ライフステージでの

収入と支出のバランスを考え、人生設計を立てる

ことが比較的容易にできるのです。

 

また、公務員になれば、同じ公務員との

出会いも多くなり公務員同士で結婚する

ことも少なからずあると思います。

 

夫 or 妻が公務員の場合でも、十分安定した生活が

見込めますが、夫婦ともに公務員であれば

収入の面で不自由することはまずないですし

老後の生活も安心でしょう。

 

 

まとめ

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公務員になることのメリットについて

お伝えさせて頂きました。

私が今回挙げたこと以外にも、公務員になる

メリットたくさんあると思います。

 

もちろんメリットとデメリットは表裏一体

なので、公務員になるデメリットもあります。

 

しかし、今回私が挙げたメリットが魅力的に

感じたならば、公務員という選択はあなたに

より豊かな人生をもたらしてくれるはずです。

 

この記事が、公務員を目指すきっかけになったり

現在、公務員を目指している方の活力になれば

幸いです!

 

 

 

 

公務員試験に合格するためにはどのくらいの勉強期間が必要か?

こんにちは!ハジメです!

 

公務員試験は科目数が膨大なので、合格するには

ある程度の勉強時間が必要になります。

では、その勉強時間は具体的にどのくらい必要に

なってくるのでしょうか?

 

これから公務員になるために勉強を始めようと

考えているが、どのくらい勉強すれば良いのか

具体的なイメージが湧かない方に、この記事を

読んで少しでも参考にして頂ければと思います。

 

 

 

 

一般的に公務員試験合格に必要とされている勉強時間

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地方上級や国家一般職などの

1次試験が教養試験+専門試験の場合は

一般的に合格のために必要とされている

勉強時間は約1,000時間といわれています。

 

これは1日5時間200日続ければ

達成できる数字ですね。

 

では公務員試験を受験する人はいつから勉強を

スタートしているのでしょうか?

 

人によって違うとは思いますが、一般的には

受験する前年の4月からスタートしている方が

多いのかなと感じます。

 

大学生であれば3年生の4月から、大学の

公務員講座を受けるという方が多いでしょう。

 

既卒や社会人の方であれば、もっと前に勉強を

始めている方もいるのではないでしょうか。

遅くとも、前年の9月くらいからは

試験勉強を開始しているのかなと思います。

 

ただ、勉強時間というのはあくまで目安です。

人によって、必要な勉強時間は違います。

 

これまでの人生で公務員試験の受験科目に

関わることを既にいくつか勉強しているという方

(大学の学部が法学部・経済学部の方など)

であれば、もっと少ない時間で済むでしょう。

 

 

私自身がどのくらいの勉強時間・期間を費やしたか

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私は過去に公務員試験を受験して

地方上級の試験とB日程の市役所試験に

合格しました。

 

ちなみに、大学は工学部だったのですが

公務員試験では事務職を受験しました。

なので、専門試験の科目である法律や経済の

知識はまったく無い状態からのスタートでした。

 

そのときに私が試験に向けて動き始めたのは

受験する前年の9月頃からでした。

 

まずは公務員試験がどのようなものなのか

ネットや本で調べ始めるところから始め

その当時の自分の状況から、独学で勉強する

ことを選択しました。

 

それから、どの参考書を買えばよいのか

インターネットや、すでに公務員として

働いている友人の意見を参考にしながら

少しずつ買い揃えていきました。

 

そして、右も左もわからない状態でしたが

試験勉強を少しずつ始めていきました。

 

しかし、当時はアルバイトを並行して

スタートし始めたばかりだったので

アルバイトのことも覚えなければならず

年末までまともに勉強できませんでした。

 

アルバイトが落ち着き、本格的に勉強を

始めたのは年が明けてからでした。

なので、試験勉強をスタートしたのは

前年の10月頃からでしたが、

集中して取り組んだのは、年明け以降です。

 

つまり、集中して勉強した期間は、年明けから

地方上級の試験がある6月下旬までの約半年

時間でいうと約800時間ほどだったと思います。

 

 

公務員試験の勉強期間は半年あれば十分間に合う!

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私自身がそうであったように

独学で、専門的知識が無かったとしても

半年あれば勉強期間としては十分だと

個人的には思います。

 

もちろん勉強期間というのはあくまで目安です。

本当に大切なことは、どれだけ勉強したか

ではなく、自分の受験する自治体の試験に

合格する力が身についているかどうかです。

 

しかし、合格するためには一定の勉強量

必要であることは間違いありません。

ただ、その勉強量も半年あれば十分満たすことが

できると私は思います。

 

公務員試験の勉強において合格ラインに

達するために、どのような勉強が必要か

というと、それは繰り返し問題集を

解くことです。

 

つまり、過去問の内容を繰り返し解いて

頭に入れることが、合格への近道となります。

 

そして、実際に勉強していると実感するのですが

過去問を解くのは1回目より2回目、2回目より

3回目のほうが、解くスピードが速くなります。

 

たとえば、過去問の問題集が1冊あったとすると

1回目は問題集をすべて解くのに1週間

かかったが、2回目は4日、3回目は2日という

ように、どんどん1冊の問題集にかかる時間が

減ってくるのです。

 

そうすると、受験日に近づけば近づくほど

同じ勉強時間でも、勉強できる範囲

最初の頃と比べて何倍も多くなっているのです。

 

独学で、専門的知識が無い状態でも

その段階に到達するまでの期間として

半年あれば十分かなと感じました。

 

 

ダラダラと長い期間勉強しても逆に良くない

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たまに公務員試験の勉強に2~3年費やしている

という話を聞きます。

大学生であれば、大学受験に合格して間もない

1年生のうちから勉強をしているパターンです。

 

もちろん、早いうちから勉強を始めることは

とても良いことです。それほど勉強量は

増えますし、より多くの範囲を勉強できます。

 

しかし、公務員試験の特性上、そこまで時間を

かけて勉強しなくても良いのかなと思います。

 

なぜかというと、公務員試験は膨大な科目数

勉強しなければいけないからです。

そのすべてをカバーすることは限りなく不可能

に近いですし、カバーする必要もありません

 

公務員試験は満点を目指すものではありません。

配点の多い科目を効率よく勉強し、6割5分~

7割ほど得点すれば1次試験は突破できるのです。

捨てる科目は捨ててもかまわないのです。

 

効率よく勉強し、効率よく合格を勝ち取ると

いうのであれば、2~3年もの期間は必要ない

と思います。

 

逆にあまり長い期間勉強しても、人間は忘れる

生き物なので、最初の頃に勉強した内容は

忘れてしまいます。公務員試験は科目数が膨大

なので覚える範囲が広いため、なおさらです。

 

公務員試験の勉強に充てる時間をもっと減らし

残りの時間は、趣味他の学びたいこと

時間を費やしたほうが、より充実した人生

なるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

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公務員試験に合格するために必要な勉強時間

そして期間についてお話させて頂きました。

 

何度か言っていますが、あくまで勉強に費やす

時間や期間というのは目安であり、本質はその

勉強時間の中で、どれほど自分の力として

身につけたかということになります。

 

ただ、効率的に勉強していけばおよそ半年

あるいはそれ以下の勉強期間でも合格ライン

には十分到達できると思うので、これから

試験勉強を始める方も、今勉強中の方も

不安諦めたい気持ちに負けずに

根気よく勉強に取り組んでみてください!